■市川真人(いちかわまさと)選手
プロバスケットボールチーム ベルテックス静岡所属
2001年生まれ。小学2年生からバスケットボールを始め、南部中学校バスケ部に所属。3年生の時にU16日本代表候補に選出。静岡学園高校に進み、U18日本代表に選出され、3×3U18アジアカップで優勝。現在ベルテックス静岡に所属。3ポイントシュートを得意とするセンターとして日本代表候補に招集された経歴をもち、オリンピック代表を狙う。身長206センチ、体重110キロ。
◇バスケットボールを始めたきっかけ
意外かもしれませんが、子どものころは、月に一回は風邪を引いてしまう子だったんです。その頃から身長が高かったので、先にバスケットボールを始めた友達に誘われ体力をつけたくて、小学2年生から始めました。その後バスケットボールが楽しくなり、中学校で本格的にやろうと思いました。
◇身長のこと
小さい頃から身長が高くて、他の子たちより頭2つくらい大きかったです。中学で1番身長が伸びて、1年生の間に10センチ伸びて195センチになり、成長痛がひどかったです。足のサイズも大きくて、小学1年生から1センチずつ大きくなり、6年生では29センチになりました。学校指定の上靴にサイズがなくて、校長先生に直談判して、学校指定外の上靴を履いていた思い出があります。
◇プロバスケット選手を目指すまで
高校にバスケットボール推薦で入学しましたが、当時は卒業後も続けていくか悩んでいました。2年生の新人戦で19年ぶりに東海大会に出場し、自分でもいいプレーができ、続けたいと思うようになりました。プロを目指すきっかけは、大学3年生の時にU22代表でのオーストラリア遠征で、NBAグローバルアカデミーという高校生を育成するチームと対戦して大敗したことです。高校生を相手に全く歯が立たないことに世界のレベルの高さを知り、その中で自分がどこまでやれるのか挑戦したいと思い、現在のチームに所属しました。
◇プレーでの強み、意識していること
この身長で3ポイントシュートが打てる日本人は貴重だと言われているので、自分の武器だと思っています。今は3ポイントシュートの精度をさらに上げられるよう、日々努力をしています。
◇これからの目標
やはり、オリンピック代表メンバーに入りたいです。代表候補で終わることなく、パリオリンピックその4年後のロサンゼルスオリンピックも見据えて、必ず実現したいです。
◇磐田の皆さんへメッセージ
日本のパリオリンピック出場が決定して、バスケットボールの知名度が上がっています。皆さんがバスケットボールを観て、もっと関心を持ってくれたらうれしいです。応援よろしくお願いします!