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【特集】ジュビロがいて、わたしがある(2)

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静岡県磐田市

◆ジュビロサポーター 鈴木さん家族
ジュビロ磐田の試合は、家族団欒(だんらん)のきっかけにもなっている。市内在住の鈴木さん家族は、3世代でジュビロサポーターだ。「父の影響で物心ついたときにはスタジアムで応援していました」と亜美さんは話す。
鈴木さん家族は、年5〜10試合をスタジアムで観戦し、スタジアムに行けないときは家族で集まり、一緒に応援する。「ジュビロの試合は家族が集まるきっかけになってます。喜びや感動が共有できるので関係も一層深まる気がします」
亜美さんの2人のお子さんも、今ではすっかりジュビロサポーター。実際にサッカーも始めた。「初めはスタジアムの非日常的なワクワク感から好きになったようです。今は古川選手のドリブルに魅了されてどんどんジュビロにハマっています」
J1昇格から30年。歓喜の瞬間もあれば、苦難の瞬間もあった。亜美さんの父、松島洋臣さんは「J1優勝など良いシーズンがあったからこそ、悪いときであっても必ずサポーターに応えてくれると信じて応援しています」と話した。

■We Return To J1
◆ジュビロ磐田 山田大記選手
ジュビロ磐田がJリーグ昇格30周年を迎えた昨シーズンに、J1J昇格という結果を掴み取ることができ、嬉しく思っております。
まずは、ファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、磐田市民をはじめとする地域の皆さま、いつも多大なるサポートをありがとうございます。この昇格はクラブだけでなく、皆さまのサポートがあってこそ掴み取ることができた結果だと思っています。僕自身もこんなに劇的な昇格というのは経験したことがなかったので、最終節の栃木戦では人生で初めて嬉し泣きしてしまいました。
昨シーズンは難しい状況の中でどうにか昇格を掴み取ることができましたが、J1Jを戦う上でまだまだ足りないところがたくさんあるのは、横内監督はじめ選手全員が自覚しています。ただ、強度の部分や攻撃のバリエーションなど、積み上げてきたものには手応えを感じています。開幕戦までにもっと成長して、自分たちが積み上げてきたものに自信を持って、J1Jの舞台に臨みたいと思います。
今季も自分たちを信じて努力し続け、必ず前に進んでいきます。これからもジュビロ磐田への熱い応援をよろしくお願いいたします。

■ジュビロがいてわたしがある これからもジュビロと共に
今回、ジュビロ磐田を長年応援している4組の方に、ジュビロ磐田への思いを聞いた。この4組に共通していることは、「ジュビロはわたしの『日常』」ということだった。フラッグを掲げたり、ボランティアをしたり、アウェイまで駆けつけたり、家族と家で応援をしたり。それは、わたしたちにとって特別であり、日常だ。そして、この日常で生活する子どもたちは、プロスポーツを身近に感じ、夢をもち、選手としてプレーする子もいるだろう。
30年間、歓喜の瞬間もあれば、苦難のときもあった。30年間のジュビロ磐田の歴史があり、今のわたしたちがある。
Jリーグ昇格31年目の今シーズン。きっとうれしいことも悲しいこともあるだろう。それでも、この先わたしたちが「ジュビロ磐田を応援すること」は変わらない。それは、わたしたちにとって「日常」だから。

       

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