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[特集]みんな大好き、学校給食!~おいしい!の作り方~(2)

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静岡県磐田市

◆―「学校給食」ができるまで―

〈6月15日の富士見小の献立〉
コーンクリームスープ
海老芋コロッケ
ラタトゥイユ
食パン、イチゴジャム

6月は「ふるさと学校給食週間」を設け、地場産物を積極的に活用し、子どもたちが地元の食文化や伝統料理に親しむ機会としています。
この献立には、市内、県内産の食材を多く使用しています。

1.調理準備
調理室へは、入室前に料理に髪の毛などが入らないように白衣のごみを取り、手は爪の間の汚れを取ります。調理前には、不手際がないよう入念に打合せをします。

2.洗浄・カット
野菜などは、3回洗います。料理に合った切り方をします。

3.調理
大鍋に大しゃもじなどを使って、大人数分を煮たり、炒めたり、温めたり、揚げたり。食材全体に火が十分通るように、じっくりと調理をします。

4.配缶
調理した料理は、味、硬さなどを確認した後、計量しながら各教室ごとに配缶していきます。

○1日の楽しみになる給食を考えて作っています
富士見小学校栄養教諭
日野沙紀さん

年間約180日分の給食のメニューを考えています。成長期の子どもたちに必要なエネルギーや食事量、栄養バランスなどに加え、子どもたちが好きなメニューも出すようにして、給食が1日の楽しみになり、待ち遠しくなるような給食にしたいと思っています。当然、子どもたちが嫌いなメニューや食材もあると思いますが、調理や味付けの仕方によっておいしくなるように、いろいろな工夫もしています。
また地元の食材や季節の食材も積極的に取り入れ、食育にもつながればと思っています。
これからも、食べたいと思ってもらえる給食メニューを考えていきたいと思います。

○笑顔になれる給食を心を込めて作っています
富士見小学校調理員
山田直子さん

子どもたちの給食を作るにあたって、一番大切にしていることは安全な給食を安心して食べてもらうことです。そのため、料理の中に異物などが入らないよう、細心の注意を払いながら調理をしています。
次に大切にしていることは、子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、そして笑顔になってくれるように、心を込めて作ることです。料理は作り手の思いが味として表れるのだと思っています。作る量は多くても、みんなに「おいしい」と思ってもらい、笑顔になってもらえる給食を一食一食作り続けたいです。

【~安心、楽しみ、笑顔、たくさんの思いを込めて~】
元々は、全ての子どもたちが必要な栄養を取ることができ、健やかに成長できるように始まった学校給食。それが今では当たり前になりました。学校給食の現場では、この当たり前を継続し、さらにより良いものにしようと、日々努力と創意工夫を重ねています。
また、食材の選定やアレルギー対応に配慮しながら、安心安全な給食の提供に取り組んでいます。
磐田市の学校給食のモットーは、「味よし!栄養よし!食材よし!」です。これに加えて、『安心よし!楽しみよし!笑顔よし!』を目指して、みんなが喜んでもらえる学校給食の提供に努めていきます。

▼インスタグラム「磐田市学校給食」
市は、実際の給食を多くの皆さんに見ていただくために、インスタグラム「磐田市学校給食」を開設し、写真を掲載しています。
主に給食センター、共同調理場で提供している給食の写真を紹介しています。
二次元コードから読み取っていただくほか、「♯磐田の給食」で検索してご覧いただくとともに、
ぜひフォローをお願いします。
※二次元コードは本紙P.7をご覧ください。

問合せ:学校給食課(西庁舎3階)
【電話】0538-37-4780
【FAX】0538-37-5015

       

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