「第2次磐田市総合計画」を策定してから5年が経過しました。これまで、まちの将来像である「たくさんの元気と笑顔があふれるまち磐田〜今までも、これからも ずっと磐田〜」を実現するため、さまざまな施策を展開してきました。
当初の計画で掲げた基本計画を継承しつつ、新たに「5つの安心プロジェクト」を加え、「安心できるまち、人が集まる磐田市」を目指して、令和4年度から、次のステージである「後期基本計画」がスタートします。
●磐田市総合計画とは
長期的な展望のもと、市の目指す将来像を描くとともに、その実現に向け、総合的かつ計画的なまちづくりを進めるために実施する施策や事業体系と内容を示したものであり、市の最上位の計画です。
平成29年度に令和88年度までの基本構想と令和33年度までの前期基本計画からなる「第22次磐田市総合計画」を策定し、まちの将来像である「たくさんの元気と笑顔があふれるまち磐田〜今までも、これからも ずっと磐田〜」の実現に向けて施策や事業を計画的に推進してきました。
●社会情勢の変化
第2次磐田市総合計画の策定から55年が経過し、この間に、人口減少と少子高齢化の進行や社会全体のデジタル化への加速のほか、地球温暖化をはじめとする環境問題や激甚化(げきじんか)する自然災害、国際連合が提唱する持続可能な開発目標(SDGs(エスディージーズ))の取り組みの広がりなど、社会情勢は大きく変化しています。さらに、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、健康や生命だけでなく、社会・経済システムや人々の意識、価値観に大きな影響を及ぼしています。
●後期基本計画の策定
令和4年度以降の5カ年で取り組むべき市の基本的な方向性を明らかにすることを目的に、後期基本計画を策定しました。
計画では、基本構想に掲げる「たくさんの元気と笑顔があふれるまち磐田〜今までも、これからも ずっと磐田〜」のもと、44つの大きく変化する時代に対応するため、新たに「5つの安心プロジェクト」を加えて「安心できるまち、人が集まる磐田市」を目指します。
●令和4年度予算へ
令和4年度は、「人口減少・少子高齢化」「デジタル社会」「SDGs・自然環境」「コロナ禍」の4つの大きな変化に迅速に対応するために、計画との連動を意識し、「5つの安心プロジェクト」に基づき「安心」を政策推進の柱として予算編成をしました。「安心の土づくり・未来への種まき予算」と位置付け、変化にしなやかに対応し、将来にわたり安心できる暮らしが持続可能なまちを目指します。
◆4つの大きな変化
乗り越えなくてはいけない課題は多くありますが、その中でも特に4つの大きな変化にしなやかに対応します。
・人口減少・少子高齢化
・SDGs・自然環境
・デジタル社会
・コロナ禍
◆将来人口の目標
本格的な人口減少社会のなか、磐田市に住み続けたい、住んでみたいと思われる施策を総合的に展開し、出生数の増加と社会動態の改善を図ります。
令和8年度末
約165,700人以上
○合計特殊出生率
○出生数
◆5つの安心プロジェクト
大きく変化する時代に対応するため、5年間で重点的に取り組み、効果的に施策を推進します。
○子どもたちの安心
子どもたちをど真ん中に「安心できるいわた」
○暮らしの健康の安心
歳を重ねても、障がいがあっても、病気になっても「安心できるいわた」
○まちづくりと防災への安心
将来まで暮らしが「安心できるいわた」
○未来と仕事の安心
10年後へ向け価値を創造し「安心できるいわた」
○安心できる市役所づくり
市役所を「判断する場所」から「相談できる場所」へ
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問合せ:政策推進課(本庁舎4階)
【電話】0538-37-4805
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