静岡いわたPR大使を務めるEXILEのAKIRAさんと五郎丸歩さん。お二人のタッグ結成から1年後の2025年11月8日・9日に、その情熱を結実させた「Iwata Seaside DREAM Fes 2025」が開催され、会場は全国から集まった人々の笑顔で埋め尽くされました。このイベントには、未来を担う子どもたちのための「夢をつかむ場」や若者による「環境アクション」など、単なる音楽イベントに留まらない目的がありました。
今回は改めてお二人に、このフェスに込めた想い、そして磐田の可能性についてお聞きしました。
■元ラグビー選手 五郎丸歩さん
◇フェスに込めた想い
このフェスは、単なる音楽フェスではなく、地域・子ども・未来・環境という複数のテーマが一つにつながる、新しい“地域共創型フェス”をつくりたいという想いからスタートしました。
磐田という地で、アーティスト、企業、行政、地域の皆さま、そして子どもたちが本気で関わり合う場をつくることで、「このまちから未来はつくれる」というメッセージを届けたいと考えていました。実際に開催してみて、地域の熱量の大きさを改めて実感しました。ステージに立つ子どもたちの表情、環境プログラムに取り組む学生たちの姿、ボランティアの皆さまの献身、そして来場者の笑顔。そのすべてが、このフェスの存在意義そのものだったと感じています。「このフェスをきっかけに、新たな風を感じ、個人や企業、団体、行政として新たな取り組みをこの地から仕掛けたい」と思っていただけたなら、主催者として何よりの喜びです。
◇子どもが環境問題に取り組むプロジェクト「DREAM Earth Next」
「DREAM Earth Next」では、半年以上前から地元の子どもたちと一緒に、環境問題について学び、考え、実際のフェス運営の中でごみの分別活動や啓発活動に挑戦してもらいました。環境をテーマにした理由は、未来をつくる子どもたちが、必ず向き合う社会課題だからです。ここで大切にしたのは、「環境を守るこ日時:企業や大人がやる」ではなく、自身の未来や自身の子どもたちにより良い環境を提供すること。自分自身の“選択”として行動できる子どもを育てたいということです。彼らがフェス当日に胸を張って来場者に説明する姿を見て、環境テーマを掲げた意義を強く感じました。
◇今回のフェスで伝えたかったこと
「フェスは“消費されるイベント”ではなく、地域の未来を動かす装置になれる」ということです。スポーツや音楽などのエンターテインメントには、人の心を動かし、行動を変える力があります。その力を活用し、子どもたちや地域の未来につなげたいと思いました。来場者の皆さまには、子どもたちの挑戦の姿に勇気を、環境への取り組みに共感を、地域企業の力に誇りを、そして遠州地域の新たな可能性を感じてもらえたら嬉しいという想いでつくりました。フェスを「観る」だけでなく、一緒につくる感覚を感じてもらえたのなら、それが何よりの成功です。
◇「磐田」への想い
磐田は、伝統も文化も、人の温かさも、挑戦心も持ち合わせた特別なまちです。このまちで育まれてきたスポーツ文化、ものづくり風土、自然、そして人の力は、全国に誇れる財産だと思っています。今回のフェスを通じて、「磐田にはこんなに素晴らしい力がある」「このまちの未来は、地域の力でつくっていける」そのことを改めて実感しました。磐田は、過去の延長ではなく、未来に向かって進化できるまちです。その可能性を信じ、これからも機会があれば地域の皆さまと共に未来を築くことに携われたらと思っています。

