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市長コラム 大クスの下から 第49回

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静岡県磐田市

■万博と磐田市
市長 草地博昭
大阪・関西万博も残り1カ月となりました。市民の皆さんからも「行ってきました」という声を聞きますし、修学旅行でもいくつかの中学校の生徒が万博を訪れたようです。1970年の大阪万博が当時の皆さんの記憶に鮮明に残っているように、今の子どもたちにとっても記憶に残る貴重な体験となるのかもしれません。
実は、本市に縁のある技術や製品も万博会場に登場しています。そこで、私が知り得た本市関連の話題を記録に残しておきたいと思います。
一つ目は、(株)Sky Drive(スカイドライブ)が市内で製造する「空飛ぶクルマ」です。垂直離着陸の次世代型モビリティとして、デモフライトが認められた3社のうちの1社で、最適な離発着の条件やルート、安全性が確認されており、今回の万博の目玉の一つといわれています。
二つ目は、EARTH MART(アースマート)パビリオンで展示されている陸上養殖のエビです。こちらも市内でNTTグリーンandフード(株)が生産しているエビが生きたまま展示されています。
その他にも、スタッフ用にヤマハ発動機(株)のグリーンスローモビリティが活躍したり、本市も加盟している和栗協議会の「和栗茶事」が行われたり、本市関連の新しいテクノロジーや魅力を体感できました。これらを目にして、ワクワクし、心から誇りを感じました。
50年前の大阪万博で「まさか」と思った技術が当たり前になっている現在、今回の万博で登場した新しい技術も、今、学校で一生懸命勉強する子どもたちがさらなるイノベーションを起こしていくことで、未来の暮らしがより人間にも地球にも優しいものになっていることを心から願っています。

       

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