■9月は『地域医療を考える月間』です
◇大切なのは一人一人の思いやり
磐田市を含む中東遠地域は、医師などの医療従事者が他と比較して少ない地域です。地域で安心安全な医療を受け続けるために、市民一人一人が健幸づくりに取り組むだけでなく、上手な医療のかかり方について理解することや、もしものときに備えて人生の最終段階における医療・ケアを事前に考えておくことが大切です。
◇健幸づくりとは
一人一人が、心身の健康を基盤として、生きがいや希望を持ち、自分らしく幸せに暮らし続けることです。
◇一人一人の健幸づくりの重要性
人生100年時代の到来が予測されるなか、市民が心身ともに健康でいきいきと幸せに暮らすためには、一人一人が「自らの健康は自らで守る」という意識が大切です。
そのためには、日常的な運動習慣やバランスのとれた食事、質のよい睡眠などで生活習慣を整えることが大切です。また、定期的な健康診断・検診を受け、病気の予防や早期発見・早期治療を心がけましょう。
◇上手な医療のかかり方
・かかりつけ医を持ちましょう
・症状に応じた病院、診療所にかかりましょう
・救急車をタクシー代わりに使うのはやめましょう
・緊急時を除いて、夜間や休日の救急外来へのコンビニ受診※はやめましょう
※仕事を休めない、日中は混んでいるなど、自己都合で救急外来を受診すること
◇「地域医療いわた」の活動
市民団体「地域医療いわた」は、市民と医療の架け橋として、平成25年から地域医療を支える活動をしています。また、医療、健康、看取りに関する勉強会や情報交換会など、自身の生活の質を高める機会にもなっています。
最近ではACP※(アドバンス・ケア・プランニング)講座に力を入れており、地区のサロンなどで出前講座を行っています。活動に興味のある方は、健康増進課までご連絡ください。
※人生の最終段階における医療・ケアを事前に考え、家族や医療チームと話し合い、共有する取り組み
■磐田で健幸革命〜ここでしか聞けない「健幸のコツ」伝授します〜
市は、市民が健康でいきいきと幸せに暮らしていけるように、令和6年4月に「磐田市健幸づくり及び地域医療を守り育む条例」を制定しました。本条例に基づき、市民一人一人が健幸づくりについて考え、踏み出すきっかけとなるように講演会を開催します。
現役医師から健診や医療機関を上手に使う小技集や、毎日の歯磨きのように健幸習慣を続けるモチベーション管理術などをお伝えします。
とき:9月14日(日) 午後1時30分〜3時30分(開場午後0時30分)
ところ:アミューズ豊田ゆやホール
定員:先着300人
参加費:無料
申込:9月8日(月)までに電子申請または電話で健康増進課へ
その他:健康ブースの出展あり
問合せ:健康増進課(iプラザ3階)
【電話】0538-37-2013
【FAX】0538-35-4586
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