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空き家対策で地域を守る

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静岡県磐田市

■未来へつなぐ空き家対策
市内の空き家率は、全国平均を下回っていますが、戸建ての「活用などの予定がない空き家」の数は、平成30年の前回調査時点から増加しています。
そこで市は、空き家に関する不安を解消するとともに、空き家を有効な資源として活用し移住定住を図るため、積極的な対策を進めています。

◆なぜ空き家対策が必要なの?
空き家が適切に管理されずに放置された場合、次のような周囲への影響が懸念されます。

(1)防犯上の心配
老朽化した空き家は、事故や犯罪の温床になる可能性があります。

(2)防災リスク
台風などの自然災害時に建物倒壊の危険性が高まります。

(3)地域の景観悪化
管理されない空き家は地域の景観や評判にも影響します。

◆磐田市の空き家対策
(1)専門家と連携した対応
市は、司法書士、宅建士、税理士などの専門家が集まる「NPO遠州空き家対策ネットワーク」と協力し、空き家問題を防ぐためのサポートを行っています。専門家による相談会も実施しており、所有者の悩みに寄り添った解決を目指しています。

(2)「空き家おこしプロジェクト」
次のことを目的に活動しています。
・市民はじめ多くの関係者に空き家対策を知ってもらうこと
・一緒に進める共創相手を見つけること
・空き家の有効活用を促進させること

令和6年度には、自治会から問題のない空き家も含めた情報収集を行い、所有者への働きかけを強化しました。この取り組みでは、査定などを行う事業者2社を選定し、所有者に提示する資料を無償で作成していただいています。今年度も引き続き、この制度のさらなる充実と活用促進に向けて取り組んでいます。

◇空き家活用の取り組みイメージ図

(3)地域おこし協力隊員の任用
4月1日から秋山拓哉さんを地域おこし協力隊に任用し、空き家の所有者と購入希望者のマッチングや市民への啓発活動などさらなる対策を進めています。
今年度も民間事業者などとの共創によりセミナーや相談会などの充実を図っています。
空き家対策は早めの対応が大切です。空き家に関するご不安な点やご不明点がなど、お気軽に建築住宅課にお問い合わせください。

問合せ:建築住宅課
【電話】0538-37-4851(西庁舎2階)
【FAX】0538-33-2050
ページ番号:1001514

       

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