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市長コラム 大クスの下から 第47回

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静岡県磐田市

■JR御厨駅開業5周年
市長 草地博昭

コロナ禍の真っ只中の令和2年3月、JR御厨駅が開業しました。昭和62年の地域からの請願以降、多くの関係者の尽力で待ち望まれた駅の誕生に、皆さんが期待を膨らませました。開業から5年が経ち、今ではすっかり東部地区の暮らしに溶け込んでいると感じています。
この5周年の節目をお祝いするため、地元の有志が「BLUE STATION MIKURIYA 2025」を企画し、地元のヤマハ発動機さんも参加して、音楽やグルメとともに、御厨のこれからの可能性を考え広げる記念イベントを実施してくれました。
また、イベント当日は、5年前の開業記念で走るはずがコロナの影響で中止された幻の特急「御厨号」と快速「みくりや号」が特別に運行されました。新駅ができたこの地域を、地域住民と企業が一緒に盛り上げていきたいという熱い思いが十分伝わってきました。
市議時代に駅建設の起工式に出席した際に聞いた、神明中学校生徒代表の「この磐田市へやってくる人を温かく迎え入れてくれる、安心感のある駅になってほしいです。たくさんの人の思い出が生まれる素晴らしい場所になることを願っています」というスピーチがとても印象に残っています。1000年以上続く人々の営みの息遣いが聞こえるまちのシンボルであるJR御厨駅。5年の歩みはまだまだ始まりです。これからも人々の生活に欠くことができない駅として、JR御厨駅を中心にさまざまな物語が生まれ続けるよう、私たちの手で大切に育てていきましょう。

       

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