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令和7年度の予算の概要 共創で未来を育む投資予算(1)

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静岡県磐田市

予算とは、1年間の収入と支出をあらかじめ見積もることです。4月から始まる新年度を前に市議会で議決し決められています。年度内に行われる事業は、この予算に沿って執行されていきます。直面するさまざまな変化にしなやかに対応し、「安心できるまち・人が集まる磐田市」を目指す本年度の予算の概要を紹介します。

■令和7年度予算基本目標
安心できるまち・人が集まる磐田市

■予算規模の概要

一般会計は、海岸堤防の整備や向陽学府小中一体校の整備推進に加え、消防庁舎の整備など普通建設事業費の大幅な増により、増額となりました。
特別会計は、被保険者一人当たりの医療費の伸びなどに伴う国民健康保険事業特別会計の増などにより、増額となりました。
企業会計は、汚水管渠や雨水ポンプ場施設整備に係る経費の増などによる下水道事業会計の増などにより、増額となりました。

◆一般会計の構成比率

※四捨五入による端数処理のため、各区分の数値を合計した場合、合計数値と一致しない場合があります

◆4つの重点戦略
「学びや対話」から始まり、人材を育み、それをきっかけに新たな価値、そして新たな挑戦をともにつくりあげる「共創」の取り組みが動き出しています。令和7年度は、それらの取り組みを着実に進めるため、4つの重点戦略を掲げ、未来を見据えて「ひと」や「もの」といった資本に投資を行っていきます。

◇地域経済活性化の共創
多様な業種の企業誘致の推進や若者世代のキャリア教育の推進などにより、誰もが活躍でき、いつまでも安心して働き、暮らせるまちを目指します。

◇子育て・学びの環境の共創
未来を担うこどもたちの成長を支える取り組みを推進するとともに、すべての世代が生涯豊かに暮らせるよう、学びを楽しみ、人と人との対話を通じた交流が生まれるまちを目指します。

◇緑とにぎわいの共創
次世代に誇れる緑豊かなまちづくりに取り組むとともに、スポーツ・文化など本市が持つ宝や素材をさらに磨き、にぎわいと魅力あふれるまちを目指します。

◇共創で盛り上げる市制20周年
市制施行20周年を市民と共に祝い、一体感や地域への関心・愛着の醸成を図るとともに、市内外の人たちとの交流機会の創出を目指します。

■地域経済活性化の共創
◆1 企業(スタートアップ)支援の強化・促進
◇スタートアップ企業と市内企業とのマッチングによる地域産業の活性化 737万円
産業イノベーションマネージャーを配置し、スタートアップ企業と市内企業などとのネットワークを形成し、協業創出により地域産業の活性化を図ります。

◆2 こどもや若者世代のキャリア教育の推進
◇こどもの職業体験事業(アウトオブキッザニア) 1,204万円
地元企業と連携し、市内の小中学生に職業体験する場を提供することでキャリア教育を推進するとともに、児童・生徒に地元企業のことや働く魅力を知ってもらうことで将来の地元企業への就職・定着に繋げます。

◆3 雇用創出・安定化への支援
◇企業立地に対する支援 3億5,845万円
工場などの新設・増設を行う企業への支援を行います。

◆4 元気な農林水産業の育成・支援
◇新たな特産物(レモン)の産地化への支援 1,705万円
関係団体や企業との連携により、新たな産地化を目指すレモンを栽培する圃場整備や未収益期間の資材経費に対する支援を行います。

       

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