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■交通死亡事故多発警報
市長 草地博昭
令和7年に向けての年末年始、12月28日から1月1日までの間に、市内で交通事故により3人の尊い命が失われました。磐田市では、これ以上悲惨な事故を起こさないため、1月9日から18日までの10日間、12年ぶりに「交通死亡事故多発警報」を発令しました。期間中は、街頭での啓発活動や同報無線、SNSでの広報などで市民の皆さんに細心の注意を払う呼びかけを行いました。
交通事故は誰もが被害者、加害者になる可能性があります。令和5年の交通事故死亡者数は全国で2678人であり、平成26年の4113人と比べると減ってはいます。それでも2600人以上が家族とお別れのあいさつもできず、人生を振り返ることもできず、突然お亡くなりになったことを考えると、胸が張り裂ける思いです。
ドライバーは安全運転に集中し、歩行者や自転車も反射材の着用などの対策を徹底しましょう。子どもから大人、特に死亡事故の多くなっているシニア世代まで、全ての世代が交通事故を起こさない、また巻き込まれないようみんなで声を掛け合いましょう。
これ以上、悲しい思いをするご家族や、ご友人を増やさないためにも、運転者も歩行者も交通ルールの遵守と安全行動を心がけるよう、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。