■10月30日は『食品ロス削減の日』です
磐田市は、循環型社会の形成を目指すため、市民団体や事業所(21社49店舗令和7年3月末時点)と「食品ロス及びプラスチックごみの削減に向けた取組みに関する協定」を締結し、食品ロスの削減に取り組んでいます。食品ロスを減らすため、食べ物を「買い過ぎず」「使い切る」「食べ切る」など、できることから始めましょう。
◆食品ロスってなんだろう?
「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまっている食品のことで、日本では、年間で数百万トンもの食品が廃棄されています。これは国民1人あたりに換算すると、毎日おにぎり1個分に相当します。
令和5年度「磐田市可燃ごみ内容物調査」によると、市内の家庭から排出される食品ロスの量は年間約2310トンで、食べ残しや未開封・未使用のまま捨てられている食品が生ごみのうち約3割を占めていました。
◇令和5年度磐田市可燃ごみ内容物調査結果
※全く、またはほとんど手をつけられずに廃棄された食品
◆買い過ぎを防ぐ
・買い物前に冷蔵庫の中身を確認しましょう
・冷蔵庫の中を整理して、賞味期限の近いものから手前に置きましょう
・まとめ買いは慎重に。必要な分だけ購入するのも1つの方法です
◆食材を使い切る
・一度に使い切れない野菜や肉は下処理して乾燥保存や燻製、冷凍などで長持ちさせましょう
・調理する時は、残っている食材から優先的に使いましょう
・野菜の皮や茎も工夫次第でおいしく調理できます。ニンジンやダイコンの皮、ブロッコリーの茎、ダイコンの葉やキャベツの芯、カボチャの種なども、調理の仕方でおいしく食べられます。シメジやエノキの石づきは、おがくずの付いた部分以外食べることができます
◆食べ切る
・家族の予定や体調を考慮してメニューを考えるなど、食べ切れる量を調理しましょう
・作り過ぎて残った料理は、リメイクやアレンジレシピで活用しましょう
◆食品ロス削減レシピ
《使い切り》ブロッコリーの茎海苔巻き
栄養のあるブロッコリーの茎を海苔巻きにして、子どもにも食べやすくしました。
◇材料(2人分)
・ブロッコリーの茎 1本分
・梅干し 大2分の1個
・おにぎり用の細長い海苔 3枚
◇作り方
(1)茎を細長く切り、串がとおるくらいまで茹でて、ざるにあげる。
(2)(1)と種をとり細かくした梅干をあえて、海苔で巻いて完成!
◇コツ・ポイント
作る工程も簡単なので、子どもと一緒に作るのも楽しいです。
出典:消費者庁のキッチン 長野県松本市「第3回もったいないクッキンググランプリ」受賞レシピ(考案:向山由麻さん)
問合せ:ごみ対策課(クリーンセンター内)
【電話】0538-37-4812
【FAX】0538-36-9797
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