■フリーアナウンサー
江間 丈(えま たける)さん
1994年生まれ。磐田市出身。早稲田大学卒業後、四国放送にアナウンサーとして入社。2022年から独立し、現在はフリーアナウンサーとしてK-MIX「MOVEON(月/火)」のパーソナリティや、DAZNJリーグの実況・インタビュアーなどで活躍している。
◇アナウンサーを目指したきっかけ
きっかけは、高校時代の野球部での経験です。幼少期からテレビ業界への関心はありましたが、明確な目標となったのは高校3年生の夏の大会で、テレビ局の取材を受けたことです。初めて接したテレビ局への憧れから、大学入学後はテレビ局でアルバイトをしました。そこで業界への理解が深まり、将来への道筋が明確になりました。その後、複数のテレビ局でインターンシップを経験し、アナウンサーとして四国放送に入社しました。
◇大切にしていること
アナウンサーとして最も大切にしているのは、常に視聴者・リスナーの視点に立つことです。カメラやマイクの向こうにいる方々に、映像や音声がどのように届いているかを意識して番組づくりに取り組んでいます。
また、生放送の番組では、入念な準備を重ねても本番での結果が全てという厳しい環境です。この緊張感と向き合いながら、さまざまな試行錯誤を続けています。アナウンサーの仕事は正解のない分野であるため多様な評価を受けますが、自身が納得できる仕事の実現を目指しています。
◇これからの活動について
現在、主に担当しているスポーツ中継の実況に加え、ラジオパーソナリティや番組リポーター、司会など「話すプロ」として活動の幅を拡げていきたいと考えています。地元で過ごす時間が増えればこの上なく嬉しいことですし、実現できるように頑張ります。
◇磐田市への思い
高校3年生までの18年間を地元で過ごし、東京で5年間、四国で4年間、東京大阪の2拠点生活を3年間経験し、番組をきっかけに地元に戻ってきました。
地元で友人と再会したり、昔よく行った店を訪れたりすると、やはり懐かしさを感じます。仕事を通じて多くの方と関わり、磐田市の新たな魅力を発見するたびに、まだ発信しきれていない価値があることを感じています。地元を離れ、多くの環境や文化に触れてきた私だからこそ感じる地元の魅力もあると思います。
「サッカー」「ラグビー」だけではない磐田の魅力を、多くの方に触れてもらえるよう私も発信していきたいと考えています。