文字サイズ

【トピック】つながる食と農

7/38

静岡県磐田市

■学校給食から広がる地産地消の輪
令和6年12月から月に1回、磐田の特産農産物を知ってもらうため、市内の全公立小中学校に特産品を使った給食を提供する事業を始めました。
12月の海老芋を皮切りに、1月は白ネギ、2月はキャベツ、3月はタアサイを提供する予定です。各学校でいろいろな給食メニューとなり、食材の紹介動画と共に子どもたちに提供されます。
また、特産品に加え、給食でよく使われる野菜の地産地消にも力を入れていきます。
タマネギ、ジャガイモ、キャベツなど、毎日の給食に欠かせない野菜も市内で生産された物を利用できるよう、仕組みづくりを地域の農業者や学校と協力して進め、さらなる地産地消の推進を目指します。

■学校給食では
学校給食は、栄養バランスの取れた食事を提供するだけでなく、食事のマナーを学んだり、その土地の食材を使ったり、郷土食や行事食を経験したりすることで、地域の文化や伝統に対する理解を深めることを目的としています。こうしたことから、地産地消を推進し、できるだけ地域の食材をメニューに利用しています。

■地元農家の皆さんへ
学校給食では、年間を通じてたくさんの野菜を使用しています。
学校給食への野菜の提供にご興味のある方は、学校給食課までお気軽にお問い合わせください。近くの学校分のみや、時期限定の提供も可能です。ぜひ、ご相談ください。詳しくは、学校給食課まで
【電話】37-4780

《令和5年度 学校給食野菜利用量Top5》
1位:タマネギ 約78t
2位:ジャガイモ 約44t
3位:キャベツ 約36t
4位:ニンジン 約32t
5位:ダイコン 約15t

■地産地消の4つのいいこと
◆地産地消とは
地元で採れた食材を地元で食べることです

◇環境にいい
野菜を運ぶ距離が短いから、ガソリンや排出ガスが少なくなります

◇地域にいい
地元の活性化になる、地域の農業が盛り上がります

◇農家にいい
食べてくれる人たちの声が届きやすいので励みになります

◇消費者にいい
生産地が近いので新鮮、作ってくれる農家さんの顔がわかると安心です

■農から食へ 育てる
・調理場へ搬送、検品を受けます

◆JA遠州中央 海老芋部会 部会長 村松多加次さん
「今年も暑い夏の作業をがんばって、おいしい海老芋が出来ました。ぜひ、味わってください!」

■農から食へ 作る
・野菜はしっかり3回洗います
・保温できる食缶に入れ、素早く配送します

◆ながふじ学府共同調理場 管理栄養士 小林啓子さん
「安心でおいしい給食を提供できるように頑張っています。心身ともに健康でいられることを願っています」

◆ながふじ学府共同調理場 栄養教諭 小池知美さん
「給食を通して健康だけでなく、生産のことや地域のことを学べます。いろいろ感じてもらえたら嬉しいです」

■農から食へ 食べる
◆家庭でも地産地消
地域で採れた食材を、家庭でも利用しましょう。新鮮でおいしい地元の野菜を食べることで、家庭も地域も元気にしていきましょう。
地域の特産品を使ったメニューのレシピを、磐田市公式キッチン「イワタノゴハン」(クックパッド)にて紹介しています。

問合せ:
・農林水産課
【電話】0538-37-4813
・学校給食課
【電話】0538-37-4780

       

磐田市より市民のみなさまへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス -広報いわた-

MENU