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■「障がい者スポーツ、インクルーシブスポーツ」
パリ五輪で日本勢は海外で行われた大会の新記録となるメダル数を獲得しました。大会期間中は寝不足が続きましたが、日本選手の活躍に元気や勇気をもらえたのは、私だけではないと思います。
この9月号が出る頃にはパリパラリンピックも閉幕を迎えていますが、本市では8月に「磐田市長杯車いすツインバスケットボール大会」が20回目の節目として開催されました。当日は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発令中で、残念ながら九州選抜の1チームは参加できませんでしたが、全国から5チームが集まり、熱い戦いを繰り広げてくれました。この競技は「ツイン」という文字が入っているように、高いゴールのみの「車いすバスケットボール」と違い、低いゴールも加えて2つゴールがあることから「ツインバスケ」と呼ばれている日本発祥の障がい者スポーツです。また、本市では障がいの有無や年齢、性別、国籍などを問わず楽しめるボッチャなどのインクルーシブスポーツも盛り上がりを見せています。
誰もが人生を楽しめる活動があるまち、ともに喜びあえる仲間がいるまちになるよう、障がい者スポーツ、インクルーシブスポーツへの理解が広がり、見たり楽しんだりする市民が増えることを期待しています。
パリパラリンピックでも選手たちの躍動で、日本にそして世界にやる気や勇気のエネルギーが広がりますように。