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市長コラム 大クスの下から 第39回

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静岡県磐田市

「健診のすすめ」
市長 草地博昭

市民との対話の中で「市は健康増進事業にどのくらい力をいれているの?」とよく聞かれます。「健康」には「肉体的健康」「精神的健康」「社会的健康」があるといわれ、私がスポーツや文化活動に力を入れているのは、それら3つの「健康」を増進させたいという思いからです。
ところで、「肉体的健康」のバロメーターになるのが健康診断です。皆さんは、1年に1回、定期的に健康診断を受けていますか。会社員の方は事業所で行う定期健康診断、自営業や農業を営んでいる方などは国民健康保険の特定健診、75歳以上の方は後期高齢者医療制度による健康診査があります。
また、市では40歳以上で肺がん、大腸がん、胃がん検診、40歳から5歳刻みで胃がんリスク検診、40歳以上偶数年齢で女性のマンモグラフィによる乳がん検診などを実施し、受診しやすいように助成も行っています。検診で「所見なし」や「異常なし」ならいいのですが、「要再検査」と診断されたらこれは黄色信号です。放置をせず、検査が可能な医療機関を頼りにしていただき、必ず次のステップに進んでもらいたいと思います。
病気を治すには早期発見、早期治療が大切です。仕事が忙しくて、または時間が取れなくて再検査に行くのが遅れてしまったという声は本当によく聞きます。健康の維持には、ご家族や職場の理解も必要です。ぜひ周りの方々と声を掛け合って、健診をすすめ合いましょう。

       

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