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きらりいわた人

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静岡県磐田市

■酒井啓輔(さかいけいすけ)選手
V.LEAGUE DIVISION 1 東レアローズ静岡 所属
1996年生まれ、身長187センチ。小学2年生から、磐田豊田VSCでバレーボールを始め、豊田中学校から浜松商業高校に進み、3年生で高校生日本代表に選出。2017年にはユニバーシアード競技大会に日本代表として出場。現在、東レアローズ静岡に所属。高いセットアップからの速い攻撃とブロックを得意とするセッターで、Vリーグ優勝とオリンピック出場を目指す。

◇バレーボール始めたきっかけ
小学2年の時、従兄弟に誘われ地元の少年団の練習に参加しました。コーチにプレーを褒められ、調子に乗ってバレーを始めました(笑)。

◇Vリーガーを目指すまで
中学は、バレー部のある隣の学区の豊田中学校に進学しました。同じ小学校の友だちと離れるのは寂しかったですが、大好きなバレーボールを続ける選択をしました。
高校は、中学同期の静岡選抜メンバー達が私立の強豪校へ進路を決める中、当時、県ベスト8だった浜松商業高校への進学を選びました。正直、高校でバレーを終えた場合、就職に有利と考えた部分もありますが、強豪校に進学するメンバーに勝ちたいと考え、高校生ながらに、大学関東1部リーグでプレーし、Vリーグに進むため、絶対にここで実力をつけて大学へ行くと決意しました。その結果、高校2年の時は、県大会で優勝し全国大会に出場することができ、3年生の時には高校選抜にも選出されました。

◇セッターとメンタル
セッターは、第2の監督と呼ばれ、攻撃の司令塔となり、アタッカーにトスを配球するポジションです。高校時代は「お前が勝たせろ」と言われ、主体的にトスを回してゲームを組み立ててきましたが、大学からVリーグに進むにつれて、アタッカーのレベルが日本代表クラスになると「トスが良ければ勝てるよね」と言われ、ミスが許されないトスと周囲からの要求に、心が壊れそうになり、勝手に涙が溢れてしまうような時期もありました。
現在は、メンタル面を克服し、昨シーズンは、試合出場を続けることができ、リーグ3位の結果を残すことができました。また、大学院でスポーツ心理学の勉強を始めました。引退後からも考えましたが、現役でプレーする中で専門知識を得ることに意味があると感じています。

◇これからの目標
次のロサンゼルスオリンピック出場を目指しています。プレーヤーであるからには、世界最高の舞台に立つことを目指し、最善の努力をしていきます。
また、バレーボール選手としての成長だけでなく、個人として経験と知識を深め、将来、子どもたちが、楽しかったバレーボールを楽しくないと思うような時、子どもたちや選手たちのサポートを出来たら良いなと考えています。

       

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