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きらりいわた人

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静岡県磐田市

■漫画家 イラストレーター noho(のほ)さん
◎nohoさんプロフィール
プロフィールSNSなどを通じて発表した、美しい描写の漫画作品やイラスト作品が人気を博し、webサイトで連載していた漫画「となりの妖怪さん」が、2024年4月にアニメ化。人と妖怪と神様が共存する不思議な日常を、温かみのある内容で描き、幅広い層のファンに支持されている。

◎漫画「となりの妖怪さん」
妖怪と人と神様が共存する世界の、とある町。
猫として20歳まで生きて、猫又に新生したぶちお、行方不明の父親を気にかけながらも、前向きに生きている人間のむつみ、代々この町を守っているカラス天狗のジロー。それぞれが喜びや悩みを胸に日々を生きている、ふしぎで優しい繋がりの物語。

◇漫画・イラストを描くきっかけ
絵を描くことは物心ついた時から好きで、漫画を本格的に描き始めたのは「となりの妖怪さん」の連載を始めてからになります。初めはコマ割りや吹き出しの位置など、他の作品を読んで参考にしながら試行錯誤しました。今も、まだまだ勉強中です。

◇「となりの妖怪さん」誕生のきっかけ
2017年にSNSに投稿した3ページの漫画が「となりの妖怪さん」の物語を描き出すきっかけでした。人間とは違う存在と人間が仲良くするお話を描きたくて、始めにカラス天狗の「ジロー」を登場させました。続けて猫又の「ぶちお」のお話、という感じで世界観が自然と膨らんでいきました。

◇制作のスタイル
漫画はフォトショップというツールと板タブレットを使って描いています。作業のお供に一杯のお茶とお菓子は必須。作業中は音楽を聴いたり、ゲームの実況動画を見たりしながら、集中力が続く限り作業をしています。

◇制作で大切にしていること
制作の最中や準備段階で、日常で気になったことや、今知らなければならないこと、世界を取り巻くさまざまな問題などの情報をなるべく吸収しようと意識しています。また作品の中で無意識のバイアス(先入観や偏り)などがないか繰り返し確認しています。

◇制作で苦労していること
制作は体力勝負ですが、年齢を重ねるにつれ、集中力と体力がどんどん無くなっているのが、今の悩みです。体力づくりに運動をしなくてはと思っているので、散歩やラジオ体操などを取り入れつつ、楽しく頑張ってゆきたいと思っています。

◇磐田の好きなところ
磐田市は「移動しやすいまち」だと思っていて、車で行く時も歩いて行く時も、視界が開けて気持ちがいいです。公園も多く、さまざまな景色も楽しめる風通しが良い雰囲気が好きです。

◇磐田の皆さんへメッセージ
「となりの妖怪さん」は静岡県西部を舞台にしていて、磐田市の風景も作品の中に描いています。有名なお菓子屋さんの和菓子も登場します。皆さんが作品を読んで何かしら感じたり、楽しんだりしていただけたら幸いです。

       

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