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市長コラム 大クスの下から 第37回

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静岡県磐田市

■「公共トイレのリニューアル」
市長 草地博昭

全国的に観光地やサービスエリアなど、人が集まる場所のトイレはきれいに整備され、洋式化はもちろんのこと、誰もが快適に利用できる空間であることが求められています。市長に就任してから、本市もまずはJR磐田駅およびJR豊田町駅の北口南口のトイレをリニューアルしました。また、和式トイレに座ることに苦労するシニア世代の利用が多い公共施設や、公園のトイレも、市役所内にプロジェクトチームを作り、優先順位を付けて徐々に和式から洋式に改修を進めています。
そして、何より要望の声が多いのは学校のトイレです。本市は市立小中学校32校全てにおいて、校舎のフロアごとに必ず一カ所は洋式トイレになるよう整備を進めてきました。しかし、令和4年度末時点で洋式化率が37.4%と県内市町の中で最下位ということが分かりました。早速計画を前倒し、令和7年度末に洋式化率60%という目標を設定しました。現在、普通教室のある校舎を優先して大幅に改修を行っているところです。
トイレの洋式化は、広いスペースを必要とすることや暖房便座などで電気設備の変更も伴うため、工事に時間がかかってしまいますが、改修をすることによって、災害時に学校を避難所として利用する高齢者も安心して使用できるため、子どもたちだけではなく地域の方からも喜びや期待の声が届いています。今後もスピード感を持って、市内トイレの洋式化を進めていきます。

       

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