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市長コラム 大クスの下から 第36回

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静岡県磐田市

■「花や緑があふれるまち」
市長 草地博昭

「浜名湖花博2024」が「人・自然・テクノロジーの架け橋」をテーマに、はままつフラワーパーク、浜名湖ガーデンパークで開かれています。磐田市からも、さまざまな方が美しく可憐な花や癒しのガーデニングを出展し、彩りの空間を作ってくれています。本市は春を迎えると、豊岡梅園の梅から始まり、市内各所の桜やつつじ公園のツツジ、熊野の長藤、そして「中遠オープンガーデン」にご協力くださる皆さまのご自宅などにおいて、色とりどりの花や木々を楽しむことができます。
子どもたちに未来の理想とする社会や都市を絵で描いてもらうと、多くが花や緑であふれています。私も、デジタル化が進む社会で、人の温かく潤いのある営みには、清々しさや癒しを与えてくれる自然が必要だと感じています。公共施設や公園だけでなく、皆さまのご自宅や事業所、神社仏閣にももっともっと花や緑を増やしていきたいと考えています。
磐田市出身のはままつフラワーパーク塚本こなみ園長に「子どもたちに授業をするならどんなことを教えますか?」と質問したところ、「学校の中に自分の樹を持つといい。悩んだり迷ったりしたら、その樹に触れて感じること」とおっしゃっていました。私も子どもの頃、好きな樹が学校の中にあったのを思い出しました。「浜名湖花博2024」をきっかけにして、皆さまにも自然との関わりの大切さを感じていただき、身近にたくさんの花や緑があふれる磐田市を一緒に築いていけたらと思います。

       

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