【農業を始めて、新しい挑戦を楽しんでいます!】
市では、農地の有効活用と新たな担い手の確保を目的に、出荷を目指す農業者の支援を行っています。4年前から農業を始められた方をご紹介します。

◇農業を始めて4年目
大箸寿実(ひろみ)さん
主な耕作物：ターサイ、海老芋、白ネギ、赤シソ

◇農業を始めたきっかけ
小さい頃から家族が農業をする姿を見て育ち、いつか私もと憧れがありました。大学卒業後、一般企業で働いていましたが、親が受け入れていた研修生の独立をきっかけに、自分も農業の道に飛び込む決心をしました。

◇農業をやってみて
夢だった農業は、早起きと夏場の暑さの中での作業が大変で、想像以上に体力勝負だと痛感しました。しかし、のびのびと仕事ができ、力仕事は運動になるため、楽しく農業をしています。
家族で経営をしているので、毎日食事をしながらミーティングを行い、仕事の確認をします。最初は、作業を指示されていましたが、だんだん自分から動けることも増えてきました。両親の背中を見て学ぶことはとても多く、一人前を目指して努力を続けています。

◇工夫していること
私は、野菜をマルシェへ出品することや、農業の様子をインスタグラムへ投稿することを担当しています。野菜の出荷先は農協がメインとなっていますが、マルシェのような直接販売は消費者と会話ができ、手に取ってくれた人の表情も見えるので、やりがいにつながります。
また、次はこんなことをしてみたいと常に想像を膨らませ、アイデアを出しています。最近では、友人と出かけたマルシェでアイスクリームの製造者の方と出会い、海老芋を活用したアイスクリームを考案し、商品化されました。

◇今後の挑戦
今後は、私が自由に使うことができる畑でカボチャや葉物野菜の栽培に挑戦していく予定です。
かつて、一緒に働いていた先輩が農業で一足先に独立しましたが、他にも私の周りで農業を始める人が増えています。同世代で切磋琢磨しながら、一緒に頑張っていきたいです。

■小規模な農地で農業を始めてみませんか?
市では、「1アール(100平方メートル)から始める農業応援制度」を創設しました。
興味のある方はぜひ、ご相談ください。
対象農地：1アール以上10アール未満
対象者：市民農園、家庭菜園により農作業の経験のある方や、農業に関する各種学校などの在籍実績がある方など

◇制度を利用して耕作されている松下佳充(よしみつ)さん
対象地(面積)：一言(477平方メートル)
主な耕作物：ジャガイモブロッコリーなど約20品目
家庭菜園を始めて、農業に興味を持ちました。定年後、自分のライフプランややりがいを考え就農しました。地元の農業委員さんから耕作する農地に合う作物を探すと良いとアドバイスいただき、約20品目の栽培にチャレンジしています。土壌改良に苦戦していますが、やりがいを感じています。
今後は、たくさんの人に手に取ってもらえる作物を作ることを目標に、地道に実力をつけていきたいです。

問合せ：農林水産課(西庁舎1階)
【電話】0538-37-4813
【FAX】0538-37-1184
ページ番号：1010427