◎11 住み続けられるまちづくりを
◎15 陸の豊かさも守ろう
■地域おこし協力隊が奮闘
森を守る大切さ、自然を愛でる大切さを子どもたちに伝えたい
◇磐田市地域おこし協力隊の山本真由美さん
磐田市初の地域おこし協力隊として、本年度から活動している山本真由美さん。中山間地域の農林業に携わりながら、地域の活性化に取り組んでいただいています。
※地域おこし協力隊とは
都市地域から活動地域に移住し、地域活性化や農林水産業への従事など、地域協力活動を行うことで、地域力の維持・強化を図る制度です。任期はおおむね1年以上3年以内。
◇元保育士の経験を生かし子どもたちに伝えたい
山本さんは、今は主に森林の間伐などで森の保全に務めているほか、地域イベントの企画や運営支援などを行っています。山本さんは「森を守ることは、災害に強い地域をつくることにつながり、地域力の強化につながると思います。また、この作業を行うことで、地域を知り、人を知り、地域の活性化や持続可能な地域づくりにつながると思っています。このことを大好きな子どもたちにも伝えていきたいです」と話してくれました。
◇竹で遊ぶイベントを開催
今年2月、山本さん主催イベント「竹で遊ぼう」が園児や小学生親子を対象に開催されました。間伐した竹を利用したテントづくりやクラフト体験です。参加した子どもたちは「竹でこんなことできるんだ」「竹ってすごい」と話していました。山本さんは「未来を担う子どもたちに、自然を愛し、大切にする気持ちを持ってもらうことが持続可能な地域づくりの第一歩です」と話してくれました。