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お互いさまのこころを運んで〜移動支援サービス車「もろこ号」〜(3)

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静岡県磐田市

【地域の力が試される時代】
・移動支援サービス車「もろこ号」 運行委員長 山下 記佳(やました きよし)さん(70歳)
・南御厨地域づくり協議会 会長 村松 直司(むらまつ なおじ)さん(70歳)

村松さん:もろこ号の出発は、地域の方の協力や後押しが、原動力になっていました。地域で困っている人たちを何とかしたいという思いから、みんなで知恵を出し、汗をかいてきました。
今後は「もろこ号」が地域に愛され、地域の誇りになるよう、さらに協力して持続可能な仕組みとして維持していくことを目標としていきたいです。
どの地域でも、高齢者や交通弱者をどう見守り、支援していくかは、大きな問題となっています。人と人とのつながりがあれば、豊かに暮らしていけるのではないでしょうか。今、地域の力が試される時代になってきていると感じます。

山下さん:南御厨地区は「お互いさまのこころが通う南みくり」をスローガンに、さまざまな地域活動を進めています。「もろこ号」も利用者の方から「これで生きていける」「移動手段の不安がなくなった」などの声をいただいています。今後もボランティアや利用者の輪が広がるように願っています。
これから市内の他の地域で、移動支援サービスをやってみたいという声が上がってくれば「もろこ号」の活動が、ひとつの指標になっていくと思います。
「ありがとう」と「お互いさま」が地域の助け合いにつながるよう、これからも頑張って行きたいです。

◎お互いさまのこころが通い人と人が、つながっていく

       

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