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■「置かれた場所で花を咲かす」
静岡いわたPR大使
ジャパンラグビーリーグワン 静岡ブルーレヴズ所属
奥村 翔(おくむら かける)選手
私が大事にしている言葉は「置かれた場所で花を咲かす」です。この言葉は本で読んだのをきっかけに私の中で大事にしている言葉になりました。今自分が置かれている環境で毎日の日々を充実させ、幸せになるために最善を尽くすという意味です。この言葉に出会ってから環境は変えられないので、自分なりの花を咲かすにはどうすればいいかを考えるようにしています。
この言葉は「文句を言っても仕方ないから耐えること」「逃げちゃいけないこと」という意味のものではありません。私も5歳でラグビーを始めてからやりたくないと思うポジションや役職などに就くことも多くありました。皆さんも希望通りでない環境になることも多々あると思います。本当に辛くて、逃げ出したい時もあると思います。そんな時は、どうすれば自分の置かれた場所で楽しく過ごすことができるかなと考えてみてはいかがでしょうか。
◇奥村 翔(おくむら かける)
1998年生まれ。
鋭いランと強力なキックが武器。フルバック(FB)、ウィング(WTB)、スタンドオフ(SO)など複数のボジションをこなせる器用さも併せ持つ。今シーズンは言葉通り「出場ポジションでしっかりと結果を出す」と意気込んでいる。