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市長コラム 大クスの下から 第28回

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静岡県磐田市

■「まちづくりと対話」
市長 草地博昭

今年も市内の小学4〜6年生を対象とした「夏休みこども特別版〜磐田の未来を語る会〜」を開催しました。参加した子どもたちは、私との懇談や議場見学などを行ってくれました。懇談では、市政についての率直な意見が多く、新鮮で刺激の多い時間となりました。私は小学校の修学旅行で国会議事堂を見学しましたが、市議会の議場を訪れる機会はなく、市政や学校のことがどこで話し合われているか、考えたこともありませんでした。今回参加してくれた子どもたちの中に、新たな発見や気付きが生まれてくれれば大変うれしく思います。
私は市長に就任して以来、今回の事業に限らず、子どもから大人までできるだけ多くの市民の皆さんと直接対話するように努めています。対話を通じて強く感じているのは、変化の多い現代社会では、皆さんの価値観も多様であり、行政にも多様な役割が求められているということです。
また、そうした中、自分たちのまちのことを自分たちで決める「自治」の取り組みがとても重要であり、多様な価値観を持つ市民同士が考え、対話することで、磐田市がより暮らしやすくなっていくと感じています。
私と市民の皆さんとの対話の場を継続していくことはもちろん、市民の皆さん同士が気軽に対話できる場も増やしていきたいと考えています。多様な対話の場に気軽にご参加いただき、磐田市のまちづくりに少しずつ皆さんにも関わっていただけたら幸いです。

       

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