記事を読み上げる
■「いつまでも生きがいを感じられるまちへ」
市長 草地博昭
公益社団法人磐田市シルバー人材センターが、令和5年度安全就業シルバー人材センター「優良賞」を受賞され、先日、理事長が報告にきてくださいました。団体の長年の安全意識の積み重ねによるもので、会員の安全を第一に考える姿勢や仕組みづくりへのご尽力に心から敬意を表します。
シルバー人材センターは、概ね60歳以上で、健康で働く意欲のある方ならどなたでも入会でき「自分の新しい可能性に挑戦したい」「地域の一員として社会貢献がしたい」「さまざまな世代の人々と交流したい」という方々の受け皿になっています。また活動内容は、週20時間未満の短期、軽易な仕事を基本とし、一般家庭、民間企業や自治体などからの依頼を受けて、さまざまな活動をされています。
私は、誰もが、何歳になっても、社会や地域から「いつまでも必要とされている」と感じ、生き生きとした生活を楽しむことができるまちを目指しています。もちろん、シルバー人材センターを通じての社会参加に限らず、子どもたちの登下校時の交通安全の旗振りや花壇ボランティアなどの活動を通じて地域社会とのつながりをつくり、地域を支えていただくことも大切なことです。
人生100年時代と言われる今、シルバー人材センターでの活動や地域活動が「社会や地域のため」だけでなく「自分自身の生きがいのため」になることを願っています。引き続き、市民一人ひとりにいつまでもスポットライトが当たり続ける仕組みづくりを進めていきます。