■これまでの整備状況(令和4年度末現在)
完成距離:4,299m
進捗率:42.1%(市施工分のみ)
防潮堤の完成時期は令和8年度末の予定です。ご理解とご協力をよろしくお願いします。
※海岸防災林工区における県施工分の完成時期は、令和8年度以降となる予定です
磐田市では、地震による津波から市民の安全を確保するため、市の海岸(約11km)に県と連携して防潮堤の整備を進めています。
防潮堤の高さは、『静岡県第4次地震被害想定』で想定されている市内の最大津波高である12メートルに、せり上がり分2メートルを考慮した海抜14メートルです。
防潮堤の整備は、4つの工区に分けられ、それぞれの環境に適した工法で整備されています。
今回は、海岸保全工区において採用しているCSG工法について紹介します。
◆CSG工法とは
CSG工法は、砂や小石にセメント、水を混合させたCSG材を敷きならして締固めを行うことによって、防潮堤などを整備する工法です。
この工法は、ダムなどで多くの実績があり、海岸の施設としては、浜松市沿岸域や福島県および宮城県の防潮堤として用いられています。
◆CSG工法の必要性
磐田市の防潮堤整備は、海岸沿いに盛土と防災林の再整備をして進めていますが、「海岸保全工区」を主とする2.2km区間は、海岸防災林(用地)の幅が狭いことから、盛土による整備をしようとすると、背後の民間施設に影響を及ぼしてしまいます。そこで、狭い幅でも対応できる「CSG工法」を採用して防潮堤の整備を進めていきます。
(CSG 工法のイメージ図)
※本紙P.7をご覧ください。
○自転車道
防潮堤の上部に自転車道を移設します(主に海岸保全工区)
◆最新の整備状況を市ホームページで公開しています
整備の進捗状況については、市ホームページで掲載しており、随時更新をしています。また、市公式YouTubeチャンネル「磐田TV」にて整備状況の動画も公開中です。
・YouTubeチャンネル「磐田TV」「市長の今日はここから(防潮堤編)」
・市ホームページ
・磐田TV
※二次元コードは本紙P.7をご覧ください。
■1日でも早く完成させるため今後も全力を尽くします
磐田市道路河川課 主査 宮崎靖之
津波による被害から皆さまの生命・財産を守るために、今後も引き続き防潮堤の整備を進めてまいります。
※詳細は本紙P.6~7をご覧ください。
問合せ:農林水産課(西庁舎1階)
【電話】0538-37-4913
【FAX】0538-37-1184