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〔特集〕豪雨の爪あと 今、わたしたちにできること(2)

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静岡県磐田市

■大雨警報は2種類ある?
今回の台風第2号に伴う大雨では、午前・午後の2回「大雨警報」を発表しました。「なぜ2回も出たんだろう」と思った方もいるのではないでしょうか。
実は大雨警報は2種類あり、大雨により土砂災害または浸水害が発生する恐れがあると予想した時にそれぞれ発表するため、午前と午後は別々の大雨警報を発表しました。
発表される大雨警報によって開設される避難所が異なります。お住まいの地域がどの警戒エリアに含まれているのか、避難所はどこが開設されるのか、市ホームページでご確認ください。
(ページ番号:1009748)

《大雨警報》
◇土砂災害
大雨により地盤が緩み、土砂崩れや崖崩れが発生する危険がある
◇浸水害
短時間で大雨が降り、低地での浸水や道路冠水が発生する危険がある

■磐田市の災害対応力を強化します
磐田市防災戦略監 山下愛仁(あいひと)
〜略歴〜
令和5年3月まで航空自衛隊で勤務し、数々のポストを歴任。令和5年4月から防災戦略監として着任。

近年の激甚化(げきじんか)する災害は、我々の想像を超える規模で襲ってきます。そのため、被害を最小限に抑える減災への取組みが重要であり、普段からの情報収集がポイントになります。
「災害情報」は、大きく2つに分けられます。1つは災害が発生する前に収集することができる避難場所などの事前情報。もう1つは災害発生時、発生後に発令される避難指示などです。これらの情報を適切に活用するためには、日頃からの心構えがとても大切になります。なぜなら、人間には正常性バイアス、すなわち「私は大丈夫」という心理があるからです。この正常性バイアスを排除し、災害発生時に適切に行動するためには、普段から事前情報を収集し、行動のあり方をシミュレーションしておくことが重要です。
また、自然災害の激甚化は、市役所や消防団をはじめとした公的機関による「公助」だけで対応する事が、ますます難しくしていることをご理解いただきたいと思います。そのため、自分の身は自分で守る「自助」、自治会など地域全体で力を合わせる「共助」、この2つが必要不可欠です。居住場所や職場、外出先などから一番近い避難場所はどこなのかを確認し、各種避難訓練への参加などにより、いざという時への備えがとても大切なのです。
今後も予想される大雨などに際しては、気象庁や市などから発信する情報を収集し、早めの準備や避難行動に心掛けてください。
防災・減災について、ご理解とご協力をお願いします。

■磐田市からの災害に関するお知らせ
◇磐田市LINE公式アカウントをご利用ください
磐田市LINE公式アカウントでは、自宅や職場など自分が今いる場所の近くの避難所を調べて、現在地から避難所までの経路を表示できます。
また、同報無線の放送内容や気象情報を確認できます。

◇台風など災害発生時の家庭ごみの処理方法
台風接近時でも基本的に生活ごみの収集を実施しますので、通常どおり分別し、指定された収集日に、地域のごみ集積所へ出してください。飛来ごみ(自分の敷地に飛来した所有者不明のごみ)についても、通常の分別ルールに従ってごみ集積所に出してください。
災害の状況によりごみの収集を一時的に停止する場合は、市ホームページなどでお知らせします。また、可燃ごみを優先して収集を再開します。
(ページ番号:1005984)

       

磐田市より市民のみなさまへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス -広報いわた-

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