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第3期市民後見人候補者養成講座

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静岡県磐田市

■支援が必要な人の権利擁護のための人材育成を進めます
認知症や知的・精神障がいなどにより判断能力に不安がある人に対し、同じ地域で暮らす市民が福祉サービスの契約や財産管理などを行う「市民後見人」の候補者養成講座を国のカリキュラムに沿って実施します。地域貢献や社会参加に興味をお持ちの皆さんのご参加をお待ちしています。

◇市民後見人とは
市民後見人は、親族や弁護士等の専門職ではなく、一般市民が務める成年後見人で、自治体などが実施する養成講座を受講した市民の中から家庭裁判所が選任します。

◇成年後見制度とは
成年後見制度とは、認知症や知的障がい、精神障がいなどにより「判断能力が十分でない方」が自分らしく安心して暮らすため、ご本人の権利や財産を守り、意思を尊重した生活ができるよう「成年後見人等」を選び、支援するための制度です。

◇市民後見人になるためには
事前説明会への参加後、講座の受講とレポート、面接による選考を経て、候補者名簿に登録されることが条件となります。名簿登録者の中から、申し立てにより裁判所が選任します。

◇活動内容
・通帳の管理や支払いのお手伝い
・医療や福祉サービスの契約
・定期的な訪問や見守り など

◇成年後見人等選任の状況
令和4年中に全国で成年後見人等が選任された件数は、約3万9500件で、その内4親等以内の親族後見が20%となっています。残り80%は、弁護士や司法書士、社会福祉士などの専門職後見と社会福祉協議会やNPOによる法人後見で、本人に寄り添い支援する市民後見人選任は、0.8%と現時点では、少数となっています。

◇市民後見人候補者の養成
成年後見制度の利用者数は、令和4年以前の5年間で毎年2%~3%の割合で増加しており、今後は専門職の選任が困難になることも想定されています。地域の身近な存在として、本人の意思を丁寧に把握しながら、市民感覚を活かしたきめ細やかな後見活動を進めることができる市民後見人の役割が期待されており、全国でも養成が進められています。

■第3期市民後見人候補者養成講座事前説明会
日時:7月31日(月) 午後1時30分~
場所:豊田福祉センター
対象:市内在住または在勤で、市民後見人の活動に興味のある20歳以上の方
内容:
(1)成年後見制度利用の現状と市民後見人の役割(基調講演)
(2)養成講座受講説明 など
定員:30人程度
申込:7月27日(木)までに電子申請で成年後見支援センターへ
その他:「市民後見人候補者養成講座」の受講を希望される方は、説明会への参加が必須です

■権利擁護講演会参加者募集
「権利擁護を支える地域福祉(地域住民)の役割」
認知症や知的・精神に障がいのある方を地域で支えていくために、私たちができることを考えます

日時:7月22日(土) 午後1時30分~
場所:ワークピア磐田 多目的ホール
講師:静岡福祉大学 学長 増田樹郎氏
定員:150人
申込:7月18日(火)までに電子申請で成年後見支援センターへ

問合せ:成年後見支援センター(iプラザ1階)
【電話】0538-37-2792
【FAX】0538-37-4866
ページ番号:1012262

       

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