■家具の固定、感震ブレーカーの設置
◆家庭内の家具固定
阪神淡路大震災で亡くなった方の約9割が、家具や家電製品などの転倒・家屋の倒壊が原因と言われています。大地震の発生時に備え、家具や家電製品などを固定しましょう。
(1)家具の配置を確認しましょう
次の場所に大きな家具を置いていると非常に危険です
・寝室
・子ども部屋や高齢者の部屋
・避難経路
(2)L字金具で家具の固定をしましょう
L字金具で固定するときのポイント
・家具は、壁下地の柱や間柱に固定する
・家具の両端に2個以上で固定する
・壁と家具の幅が合わないときは、板を挟んで調整する
市は、家具固定事業を実施しています。磐田建築工業組合の大工さんがご自宅を訪問し家具を固定します。
対象:市内在住の方
※借家の場合、事前に貸主の許可が必要
自己負担額(家具1点あたり):
・一般世帯 2千円
・要配慮者世帯 無料
※一般世帯、要配慮者世帯ともに、4点以上は1点につき5千円
申込期間:6月1日(木)~30日(金)(土・日・祝日を除く)に申込書を危機管理課へ提出してください。(電話申込可)
なお、募集状況によって2次募集を行います。2次募集を行う場合は、市ホームページやLINEなどでお知らせします。
※予算額に達し次第、募集を締め切ります
◆感震ブレーカーの設置
東日本大震災では、本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件。そのうち54%が電気関係による出火が原因でした。
地震による火災の過半数は通電火災ですが、通電火災の対策は感震ブレーカーが効果的です。
避難の基本は、地震が起きたらブレーカーを切ることですが、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合も想定されます。
◇感震ブレーカーとは
感震ブレーカーは、地震発生時に設定値以上の揺れを感知し、ブレーカー本体の電気の供給を自動的に止める器具です。
市は、「感震ブレーカー」の取り付け費用の一部を補助します。
対象:市内に住宅を所有または居住している人(アパートを含む)
補助対象経費:感震ブレーカーの購入や設置工事に要する経費
※新築または配電盤取り換えの場合は機器代金(感震性能に相当する経費)のみ
補助額:対象経費の3分の2
※上限5万円(千円未満切り捨て)
申込:申請書(市ホームページからダウンロード可)を記入の上、必要書類を添えて、危機管理課または各支所市民生活課へ
※必ず設置前に申請してください
※予算額に達し次第、募集を締め切ります
その他:補助金の申請回数は、1世帯につき1回となります。
設置には電気工事の有資格者による工事が必要です。設置器具、費用については電気工事店へご相談ください
問合せ:危機管理課
【電話】0538-37-2116
【FAX】0538-32-0177
ページ番号:100656・10054106