■デリッツィア磐田レディース
・第10回FUTSAL地域女子チャンピオンズリーグ 優勝
・JFA第19回全日本女子フットサル選手権 第4位
今年の2月~3月にかけて開催されたフットサルの全国大会で輝かしい成績を収めた「デリッツィア磐田レディース」。
選手たちは、年齢層も幅広く、学業・仕事・家事などと両立しながら限られた時間の中で練習をし、実力を磨いてきました。「デリッツィア磐田レディース」の強さの理由などについて、駒形奈々(こまがたなな)主将と高橋明子(たかはしあこ)選手にお話を伺いました。
◇全国大会で優勝した時の気持ち
地域チャンピオンズリーグに関してはずっと優勝を目指していましたので、優勝した時には、今までやってきたことを思い出して、このチームのみんなでやってきて良かったなって思えた瞬間でした。あのようなとびきりの瞬間を味わえるのは、本当にスポーツをやってるからこそなんだと思いました。
◇強さの理由
6年前、初めて全国大会に出た時、全国常連のチームに対して、技術だけではなく、筋力や走力にも差を感じました。そこで、コロナ禍でなかなか試合や練習ができなかった時にトレーナーからメニューをもらい、練習の30分前に集まって全員で筋トレを始めました。これを3年間続けた成果が出て、前線からディフェンスをして走り勝つという、自分たちのプレースタイルを確立できたことが強くなれた要因の一つかなと思います。
また、私たちはプレーに対して話し合いが多いチームで、お互いに意見を出せる環境があります。スタッフも含め全員仲が良く、チームとして常に一緒に戦ってくれるので、全体が一つになれたことも勝てた要因だと思います。
◇普段の練習
平日は週に2回、夜10時から12時まで、土日は練習試合が多いです。平日の練習は3年前ぐらいに開始時間を早めた時もありましたが、それぞれ仕事などを持っているので逆に早いと集まれなくて。そこはみんな頑張って練習しています。
◇フットサルの魅力
フットサルは点が入りやすいというか、攻守の切り替えが速いので、最後まで諦めなければ何かが起こる競技なんです。そういうところでは全員で戦えるスタイルのチームで、逆転の喜びだったり、反対に悔しさだったりを味わうことができて、勝ったら楽しいですけど、負けても充実感が残るところが魅力かなと思います。
◇市民に向けて
フットサルは本当に見ていてハラハラドキドキするスポーツです。試合を見る皆さんも絶対に楽しいと思うので、私たちも見てくれた方が楽しいって思えるような試合を目指して頑張ります。応援よろしくお願いします。
あと、選手として一緒に戦ってくれる方を募集しています(笑)