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4月から下水道使用料および農業集落排水処理施設使用料が変わります

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静岡県磐田市

■衛生的で快適な生活と、地域の水質を保全するために
磐田市の水道事業は安心・安全で安定した水のある生活を、下水道事業は、衛生的で快適な生活と地域の水質を保全するライフラインとして、それぞれ重要な役割を果たしています。その一方で、施設の更新や耐震化といった重大な課題に直面しています。

◆下水道について
◇衛生的で快適な生活と地域の水質をこれからも保つために
衛生的で快適な生活を支えている下水道事業は、皆さんからいただいている使用料で運営されています。しかし、運営の経費回収率※は100%を大きく下回っており、汚水処理にかかる経費を使用料で賄うことができていません。
※経費回収率とは、使用料で回収すべき経費をどの程度賄うことができているかを示す指標
また、市内で使われている下水道は昭和56年から整備に着手し、施設の一部が設置から40年を超えています。今後は、未整備地域の整備に加えて、施設の改築や更新、地震対策のための財源確保が重要な課題となっています。
こうした状況の中、昨年9月、磐田市上下水道事業審議会から使用料改定についての答申が出されました。内容は、「一般会計への過度の負担を解消し、経費回収率を将来的に100%まで引き上げるため、現在の使用料単価約118円/立方メートルを150円/立方メートルまで引き上げる」ことを基本方針としつつ、昨今の社会情勢を考えると急激な使用料の上昇は利用者の負担が大きいため、「今後2回の段階的な改定で150円/立方メートルを目指すこととし、今回は135円/立方メートルへの引き上げが妥当である」とされています。
この答申を受けて、市では慎重に検討を重ねた結果、答申に沿った内容で使用料改定を皆さんにお願いすることになりました。なお、この改定による改定率※は、13.9%となります。
※改定率とは、使用料収入全体で13.9%の増収を目標としたもので一律に13.9%の値上げではありません
さらに、使用料が異なっている敷地地区についても、今回の改定に合わせて使用料の統一を行うことになりました。

◆水道について
◇安心・安全な水をこれからもお届けしていくために
蛇口をひねれば安全な水がいつでも使用できる、そんな市民の暮らしや企業活動を支える水道事業を維持していくために、水道管の更新や耐震化に対応していくとともに、コスト縮減などさらなる経営の効率化について継続的に検討していきます。

※今回の改定では、水道料金変更はありません

■4月改定 下水道使用料および農業集落排水処理施設使用料
下水道・農業集落排水処理施設使用料金:基本料金+従量料金
税込2カ月分

※旧使用料→( )かっこ書きは敷地地区の変更前の使用料

◆使用料の計算方法(例)

◆使用料改定 Q and A
Q.いつから新使用料になるの?
A.使用料の改定は4月1日からですが、以前から継続して使用している場合は4月1日以降の最初の検針分までは旧使用料で、6月以降の検針分から新使用料となります。

Q.どのくら使用料が変わるの?
A.使用料は排水量によって異なります。40立方メートルを使用した場合(2カ月)では、4,524円(敷地地区以外の場合)から5,264円に変更となり、740円の増となります。なお、個別の使用料については、上下水道料金センターにお問い合わせください。
【電話】0538-58-3070

Q.税金を使って安くできないの?
A.下水道事業は事業運営に必要な経費を皆さんからいただく使用料で賄う「独立採算」を原則として運営しています。下水道事業の財源不足を税金で埋めると、税金の本来の使い道である市民サービスなどの低下を招いてしまう可能性があります。そのため、税金による補助に過度に依存しない、健全な下水道事業の運営が必要です。

Q.水道料金も変わるの?
A.今回の改定で、水道料金は変わりません。

◎衛生的で快適な生活と地域の水質を保全し、安定的・持続的な下水道サービスの提供に必要な財源を確保するために、4月1日から下水道・農業集落排水処理施設使用料の改定をお願いすることになりました。将来に渡って安心して使用できる下水道を目指し、今後とも一層努力してまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

[ページ番号1011785]

問合せ:上下水道総務課(福田支所2階)
【電話】0538-58-3082
【FAX】0538-58-3123

       

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