■1アール(100平方メートル)から始める農業を応援します
市では、小規模な農地の有効活用と新たな担い手の確保を目的に、「1アールから始める農業応援制度」を創設しました。今まで借手がいなかった農地についても有効活用が進んでいます。
「農業を始めたい」「自分で育てた野菜を売ってみたい」など農作物の生産・販売に興味のある方はご相談ください。
◆制度概要
対象農地:1アール以上10アール未満(100平方メートル以上1000平方メートル未満)
対象者:市民農園、家庭菜園などにより農作業の経験がある方や、農業に関する各種学校の在籍経験がある方など
貸借期間:3年間
※年に一度利用状況の報告があります
■今年度耕作を始めた方をご紹介します!
◆村岡ジョルジさん
対象地(面積):一言(600平方メートル)
主な耕作物:キャッサバ、たまねぎなど
昨年、野菜づくりを教えてくれる師匠に出会い勉強を始め、今年から師匠の農地を引き継ぎ、農業を始めました。
農薬を控えた野菜をつくるため、夏場の草刈りは大変でしたが、野菜を自分の子どものように可愛がって育てています。初めて買ってくれた人が、おいしかったと言ってくれたことが想像以上にうれしく、大変だったこともやりがいに感じました。
兼業として農家をやっていますが、家族で一緒に農業に取り組みリフレッシュになっています。
◆(株)鉄筋工房 松本邦弘さん
対象地(面積):野箱(700平方メートル)
主な耕作物:じゃがいも、さつまいも、海老芋など
磐田農業高校出身で、災害時に自社の社員の食料は自社で確保することを目的に農作物の生産を始めました。しおさい竜洋への出荷やイベント時の販売などと併せて野菜を備蓄し災害に備えています。
建築関係の仕事なので、作付けのレイアウトにもこだわり、楽しく耕作しています。夏場の草刈りは大変でしたが、地主さんが農地利用を喜んでくださり、また、野菜を購入された方や近所の方から励ましの声を掛けていただき農業を始めて良かったと実感しています。
■農地の適正管理のお願い
農業委員会では、市内の農地がどのように利用されているのか毎年調査を行っています。今年度も7月から12月にかけて農地の利用状況を確認しました。
令和4年度の耕作放棄地は90ヘクタール(東京ドーム約19個分)となっています。
耕作されていない農地をお持ちの方は、適正な管理をお願いします。
所有している農地を誰かに耕作してほしい場合は農業委員会事務局(農林水産課内)にご相談ください。
※貸付意向のある農地すべてに相手が見つかることを約束するものではありません。
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問合せ:農林水産課(西庁舎1階)
【電話】0538-37-4813
【FAX】0538-37-1184