■犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ
過去に犯罪や非行を犯した方で、社会の中で必要な支援を受けられず、再び犯罪や非行を重ねてしまう人がいます。犯罪や非行からの立ち直りを、見守り支えることを「更生保護」と言います。
市内には、さまざまな立場から立ち直りを支援する活動をしている人たちがいます。
◆南磐田地区保護司会(48名)
保護司の方は担当地区ごとに活動しています。法務大臣より委嘱を受けており、国の保護観察官と協働して、保護観察(犯罪を犯した人が更生を図るための処分)を受けている人の面接を行い、指導や助言をするほか、刑事施設や少年院に入っている人がスムーズに社会生活を営めるよう、帰住先の生活環境の調整や相談を行っています。
◆南磐田地区更生保護女性会(82名)
女性の立場から、地域における犯罪予防のための啓発活動、犯罪や非行を犯した人の更生支援活動を行うボランティア団体です。また、子どもたちの健全育成のための子育て支援活動なども行っています。
◆南磐田地区協力雇用主会(12事業所)
犯罪・非行歴のため、仕事に就くことが難しい人たちを、その事情を理解した上で雇用し、立ち直りを支援する事業者です。
※南磐田地区は、磐田市、袋井市、森町が管轄です
■社会を明るくする運動について
犯罪社会と罪を犯した人の更生について理解を深め、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
市内では、7月の強化月間に保護司会・更生保護女性会を中心に啓発活動などが行われます。
◆社会を明るくする運動作文コンテスト
次代を担う中学生に日常生活、学校生活の中で体験したことを基に、犯罪や非行などに関して感じたことを作文にし、本運動に対する理解を深めてもらうことを目的とした作文コンテストを毎年実施しています。
今回、磐田市社会を明るくする運動推進委員会の最優秀賞には「地域の見守り活動に対する感謝と、地域防犯の必要性」についての作文を書いた久野杏太(くのきょうた)さん(磐田第一中学校3年)が受賞されました。
問合せ:福祉課(iプラザ3階)
【電話】0538-37-4814
【FAX】0538-36-1635