■寄り添い支援も、経済支援も、磐田市は、妊娠期から出産・子育てまで支えます
磐田市では、「iぽーと 出産・子育て安心事業」を令和5年1月から始めています。この事業は、市内全ての子育て家庭が安心して出産・子育てができる環境づくりを行うため、伴走型相談支援、経済的支援を一体的に行っていくものです。
◆伴走型相談支援
市は、全ての子育て家庭がいつでも相談できる環境づくり、相談しやすい関係づくりを整えています。地区担当保健師などが、母子健康手帳交付時から継続した寄り添い支援を行っています。
妊婦や低年齢期(特に0~2歳)の子育て家庭には、出産・育児などの見通しを立てていただくため、妊娠届出時や妊娠8カ月前後(希望者)、乳児家庭全戸訪問(赤ちゃん訪問)時における面談や情報提供、相談の随時受付などを継続的に行い、ニーズに即した必要な支援につなげていきます。
継続的な寄り添い支援では、必要に応じて関係機関と連絡・調整・情報共有を行うことで、重層的で切れ目のない支援をしていきます。
◇面談時期
〈妊娠届出時〉
対象:妊婦
主な内容:
・子育て情報の説明や育休制度の紹介
・子育てガイドで妊娠期・子育て期の説明
〈妊娠8カ月頃〉
対象:妊婦(希望者)
主な内容:
・産前産後の過ごし方、手続きの説明
・アンケート内容の確認や相談
〈乳児家庭全戸訪問時(生後2カ月頃)〉
対象:産婦または出生した児童を養育する者
主な内容:
・子育て情報の説明や子育てに関する相談
・子育てガイドで子育て期の説明
◆経済的支援
妊娠の届け出や出生の届け出を行った妊産婦などの方に対して、出産準備や子育てに係る費用の負担軽減を図るため、給付金((1)出産安心ギフト、(2)子育て安心ギフト)を支給します。
支給額:
(1)[出産安心ギフト]妊婦一人当たり5万円
(2)[子育て安心ギフト]児童一人当たり5万円
対象:
(1)次のア~ウに該当する市内在住者
ア 令和5年1月1日以降に妊娠の届け出をした妊婦
イ 令和4年4月1日~令和4年12月31日までに出生した児童の母
ウ 令和4年4月1日~令和4年12月31日に妊娠の届け出をした妊婦
(2)次のア・イに該当する児童の養育者で市内在住者
ア 令和5年1月1日以降に出生した児童
イ 令和4年4月1日~令和4年12月31日までに出生した児童
支給方法:(1)のア、(2)のアの方は、妊娠届出時、または乳児家庭全戸訪問時に申請書を提出してください。
それ以外の方は、2月上旬に市から案内通知を送付する予定です。それに基づいて、令和5年3月31日までに申請してください。
■磐田版ネウボラの「iぽーと」
子育ての先進国といわれるフィンランドでは、「ネウボラ」という子育て支援の体制が構築されています。「ネウボラ」は、フィンランド語で『助言やアドバイスの場所』という意味であり、妊娠期から就学前の子どもがいる家庭を対象とした支援制度のことです。
磐田市は、今年度から磐田版ネウボラとして「iぽーと」をスタートさせ、全ての子育て家庭が安心して暮らしていける環境づくりを進めています。「i」は、磐田市総合健康福祉会館iプラザの「i」と愛情の「愛」、そしてiプラザ内にある愛情豊かなPORT(ぽーと)(港)を意味します。港のように多くの方に立ち寄っていただき、子育てのさまざまな悩みや不安を相談していただきたいと考えています。
「iぽーと」では、子育て家庭ごとに1人の保健師が妊娠期から継続した相談に応じる1人1保健師体制を整えたり、保健師と全子育て支援センターが連携した講座「はじめのいっぽ」を開催したりと、各世帯に寄り添った支援を進めています。
子育てに関することでお困りのことがあれば、ぜひ「iぽーと」にご相談ください。
[ページ番号:1011895]
問合せ:こども未来課(iプラザ3階)
【電話】0538-37-2012
【FAX】0538-37-4631