■2023年プロ野球ドラフト会議 広島東洋カープ5位指名
赤塚健利(あかつかけんと)さん
2001年生まれ。小学1年生から野球を始め、福田本町スポーツ少年団、掛川シニアに所属。中京学院大学附属中京高校に進み、3年時は甲子園にて球速148キロを計測し、創部初の4強に貢献。現在、中京学院大学4年。大学時獲得タイトルは2年秋ベストナイン、優秀選手賞、3年春優秀投手賞、大学日本代表候補、最速153キロをマーク。身長195センチ、体重110キロ。
◇指名を受けた時の気持ち
指名を受けて自分の名前が呼ばれた瞬間は、うれしすぎて息ができないほどでした。うれしさと信じられない気持ちで、その後の記者会見もあまり話せなかった記憶があります。大学野球部の方たちの喜ぶ姿や、地元の方たちからお祝いのメッセージをたくさんいただいて、やっと指名された実感が湧きました。
◇野球を始めたきっかけ
子どもの頃、祖父が毎晩野球中継を観ていたので、自分も4歳上の兄と一緒に観ていました。その影響で兄が野球を始めて、自分も野球をやってみたくなり、小学1年生から始めました。兄とは時間があれば、野球の練習をよくしていました。
◇小・中・高校時代の思い出
小学校・中学校で所属していたチームでは、本当に楽しくプレーをさせてもらって、思い出もたくさんあります。試合では、たくさん三振を取って、チャンスで、たくさん打つことができて、いい経験をさせてもらったと思っています。小学校時代は、学校が終われば毎日のように、友達と集まってゲームをしたり、サッカーをしたりして遊んでいました。また地元の祭りに参加して、野球とはまた違った楽しい思い出があります。高校時代は磐田を離れ、県外の高校野球部に入部し、レベルが一気に跳ね上がりました。チームメイトには県選抜やU-15日本代表に選ばれた選手がいて、技術がとても高く、自分自身、技術で敵わなくても、気持ちだけは絶対負けないように頑張りました。
◇プロ野球選手としての目標
早く1軍で投げることを目標に、そして1年を通じて戦い抜くため、基礎体力を付けて、直球の精度や変化球、守備のレベルを上げられるように一つ一つ練習を積み上げていきます。広島の方は地元愛が強く、磐田と似ています。似たような環境でプレーできることはうれしいです。磐田と広島の皆さんに活力を与えられるような選手になりたいです。
◇磐田市の皆さんへメッセージ
先日、ジュビロ磐田がJ1に昇格して、磐田は活気に溢れていると思いますし、自分も昇格がうれしかったです。それに負けないくらいプレーで躍動する姿を皆さんへお見せしたいです。