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市長コラム 大クスの下から 第30回

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静岡県磐田市

■「楽器づくりのまち」
市長 草地博昭

昨年7月に磐田市民文化会館「かたりあ」が開館し、多くのアーティストや市民の皆さまにご利用いただき、「かたりあ」を中心とした本市の文化芸術活動の広がりを感じています。
過日、株式会社河合楽器製作所のフルコンサートピアノ「SKEX」が「かたりあ」のホールに納入され、お披露目のピアノコンサートが開催されました。以前から使用していたヤマハ、スタインウェイと合わせて3台のフルコンサートピアノが備えられ、一流のピアニストなどをお招きし、さまざまな催しを開催できる舞台が整いました。
今回納入された「SK-EX」は、ショパン国際ピアノコンクールなどの著名なコンクールでピアニストから選ばれるなど、世界でも高い評価を得ているピアノで、実は本市の竜洋工場のみで製作されています。また、世界最大の総合楽器メーカーであるヤマハ株式会社の管楽器も本市の豊岡工場で製造されており、世界で愛されているさまざまな楽器が市内で作られていることを大変誇りに思っています。
市内では「なぎの木金管バンド」「かたりあジュニアブラス」「磐田Jr.マーチングバンドBlue Fairies」など小学生から楽器に親しめる団体や、多年代の皆さんが所属する吹奏楽団などが活動しています。今、まさに芸術の秋、皆さんも磐田市が誇る楽器を奏でてみてはいかがでしょう。「ものづくりのまち」「文化芸術のまち」である本市の魅力を積極的に発信し、活気とにぎわいがもたらされるよう取り組んでまいります。

       

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