■磐田第一中学校吹奏楽部
第78回東海吹奏楽コンクール・中学生B部門で金賞受賞
7月末に行われた静岡県吹奏楽コンクール西部地区大会で金賞(1位)を受賞し、その後の県大会でも金賞(2位)を受賞。さらには、8月27日(日)に開催された愛知、岐阜、三重、静岡、長野の5県から30団体が参加した東海大会に出場し、金賞で最高賞にあたる朝日新聞社賞を受賞しました。
前部長である引馬咲和(ひくまさわ)さん(3年)に大会の振り返りと現在部長を務める服部星奈(はっとりせいな)さん(2年)へのメッセージを、服部さんには新部長としての目標を伺いました。
◇結果が発表された時の気持ち
演奏順に賞が発表され、自分たちが金賞と発表された時は、素直にうれしかったです。そして、金賞の中でも1位である朝日新聞社賞として学校名を呼ばれた時には、みんなで盛り上がって喜びました。全員が納得のいく演奏ができたと思いますし、それが認められて満足感と達成感でいっぱいでした。
◇県大会2位からの東海大会1位
2位という結果よりも、演奏が満足できるものでなかったことが悔しかったです。みんな落ち込みましたが、東海大会まで少し期間があったことで、音楽室から離れ、日常から演奏曲について深く考えることができました。
県大会での悔しさから、満足のいく演奏で1位をとることが全員の目標となりました。東海大会ではみんなの気持ちを一つにして、自分たちの音楽を奏でることができました。
◇美しいハーモニーは雰囲気づくりから
当時、自分が部長として大切にしたのは雰囲気づくりです。自分たちがどうしたいか、どうなりたいかを考えて、みんなが楽しく活動できること、前向きに過ごせる時間を作ることを心がけてきました。部員一人一人が自分の意見を発表できる場を作り、曲の解釈や演奏のイメージなどをみんなで話し合って共有するようにしました。演奏を合わせる土台作りとして、基礎練習にも力を入れて取り組みましたが、話し合うことで、より気持ちも音も合うようになったと思います。
◇大会を終えて、後輩へ伝えたいこと
大会を終えて、改めて音楽の楽しさ、素晴らしさを感じ、これからも続けていきたいという気持ちが強くなりました。部長になった当時は、前年とは違う自分たちの雰囲気に戸惑いもありましたが、みんなで一つ一つ積み重ねることで、満足いく結果が残せました。今後は前例にとらわれず、自分たちのやりたいことを、自分たちのやり方で部をまとめていってほしいです。
◇新部長の服部さんに目標を聞きました
今年は東海大会1位という素晴らしい経験ができました。この経験を生かして、みんなが主体的に活動できる楽しい部にしていきたいと思います。自分たちが楽しみながら、出場する大会は全部1位をとるくらいの気持ちでがんばりますので、これからも応援してもらえるとうれしいです。