――深川さんは、すごく気遣いができる方だとテレビなどで紹介されていました。また、前回の「広報いわた」のインタビューでは、ご自身で「マイペースな性格です」とおっしゃっていました。ご自分の性格の原点は何だと思いますか?
周りの人の影響が一番大きいのかなって思いますね。穏やかな静岡県民の人柄や家族、また静岡から東京に出てからも自分の周りにいてくれる友達とかお仕事の方とか。日常生活でもお仕事でも、周りの人から影響を受けることがとても多いですね。
――深川さんが思う「ふるさと磐田」について、お伺いさせてください。
磐田市を離れられて10年以上経つと思いますが、深川さんにとって磐田市はどんなまちでしょうか?
「ほっとできる場所」ですね。ちょっと疲れたときとか、家族になかなか会えてないときは「帰りたいなあ」ってふと思ってしまいます。
帰ってくるとすごくほっとしている自分に気付きますね。身体も心もリラックスしているなって感じますし、落ち着ける場所ですね。
――深川さんにとっての「磐田市の好きな場所」「市外・県外の方に磐田市のコレを自慢したい」を教えてください。
茶畑の景色がすごく好きで、帰ってくるときも新幹線の窓から茶畑が見えてくると「磐田に近づいているなあ」って思いますね。ららぽーと磐田の周辺とかも一面に茶畑が広がってて「きれいだなあ」って思います。
学生の時は、自然が当たり前にあってあまり意識していなかったんですけど、東京から帰ってくると山も海もあって、自然に恵まれた素敵なまちだなと思います。
――深川さんが考える「夢」を実現するために必要なことを教えてください。
何よりも「楽しむこと」と「自分を信じること」かなと思います。
新しいことにチャレンジしたり変化していったりすることって勇気がいることだと思うんです。だけど、「失敗は失敗じゃなくて経験なんだ」と思うと心が軽くなるので、楽しみながら自分のやりたいことにチャレンジしていくことが一番じゃないかなと思います。
――磐田市民の皆さんにメッセージをお願いします。
磐田市はすごく大好きなまちなので磐田市出身として東京でお仕事をしながら磐田市の良さをたくさんの方に知ってもらいたいと思います。
磐田市の皆さんには「磐田市出身なんだ!頑張ってね!」って応援してもらえるように、もっと頑張っていきたいと思います。
これからも応援をよろしくお願いします。
◇深川 麻衣(ふかがわ まい)
1991年生まれ
磐田市出身
2011年から2016年に乃木坂46のメンバーとして活動。2018年に初主演映画「パンとバスと2度目のハツコイ」で第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。NHK大河ドラマ「青天を衝け」・和宮役、CM「マイナポイント事業」など、映画・ドラマ・CMなどで活躍中。
取材協力:株式会社TEN CARAT