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■大地震時には被災した建築物の調査を行います
応急危険度判定は、大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、人命に関わる二次的災害を防止することを目的としています。判定活動は、震災後速やかに建築の専門家(応急危険度判定士)が主として目視により被災建築物を調査し、判定度を「危険」「要注意」「安全」の3区分に判定します。
その判定結果は建築物の見やすい場所に表示され、居住者はもとより付近を通行する歩行者などに対しても、その建築物の危険性について情報提供しています。
また、これらの判定は応急危険度判定士が個々の建築物を直接見て回るため、被災建築物に対する不安を抱いている被災者の精神的安定にもつながるといわれています。
判定を行った建築物については判定度に応じて判定ステッカーの表示を行います。
〈判定ステッカー(3種類)〉
・立ち入り禁止
・建物内に入る場合は注記事項に留意が必要
・使用可能
※本紙P.10をご覧ください。
問合せ:建築住宅課(西庁舎2階)
【電話】0538-37-4899
【FAX】0538-33-2050