令和4年6月5日(日)に行われた第70回静岡県高校総体サッカー競技の決勝戦で磐田東高等学校男子サッカー部は見事勝利し、17年ぶりに全国高校総体へ駒を進めました。140人を超す部員たちから信頼を寄せられるキャプテン・港 聖頼(みなとせら)選手に、7月24日(日)から始まる全国大会に向けた思いを語ってもらいました。

◇県大会での戦いはどうだった?
準々決勝以降、強豪校と対戦しましたが、勝ち上がるなかでチームに自信がついてきて、落ち着いてプレーすることができました。特に相手に対して高い位置からプレスをかけることができて、結果として、チーム全体の守備力が上がったと思います。
準決勝は格上の静岡学園を相手に厳しい試合になりましたが、ディフェンス陣が頑張ってくれて相手の攻撃を封じてくれたので勝つことができました。

◇優勝が決まった瞬間は?
大会を通してチーム状態がとても良くなっていたので、決勝は正直、負ける気がしませんでした。自分は1回戦途中から、けがで出場できていませんでしたが、決勝戦の後半は出場させてもらい優勝が決まった瞬間をピッチで迎えることができました。チームメイトが流すうれし涙を見て、これまでの激闘とみんなの頑張りが感じられ、自分もとてもうれしかったです。

◇優勝後、気持ちに変化はあった?
学校のみんなから「おめでとう」と声を掛けてもらえて、サッカー部OBのEXILE・AKIRAさんもメッセージを届けてくれて、うれしさを感じると同時に、さらに練習に気合いが入るようになりました。

◇キャプテンとして思うこと
自分は高校で初めてキャプテンをやらせてもらい、先生やコーチ、OBの方々、そしてチームのみんなに支えられてきました。この大会もチームのみんなが決勝、さらには全国大会まで導いてくれたことをとてもうれしく思います。

◇全国大会での目標は?
全国大会までには自分も復帰できると思うので、とても楽しみにしています。チームとしては、全国大会でも自分たちの強みである守備力を生かして、泥臭いプレーでもなんでも、まずは1勝したいです。どんな相手でも自分たちのプレーをすれば勝てると信じているので、全員で最後まで走り切って、優勝目指して勝ち進みたいです。