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市長コラム 大クスの下から

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静岡県磐田市

■ダイバーシティandインクルージョン
近年、英語由来のカタカナ英語が次々と生まれ、ビジネス用語はもちろん、行政でも使うことが多くなってきました。これまでは私も「分かりにくいから」という理由で、できるだけ日本語での表現を心がけてきました。
しかし、先日高校生から、「これからの世代を生きていく私たちは、新しい表現や価値観に触れなくては時代に取り残されてしまう。特に高校は近隣の市町から生徒が集まっているので、磐田市だけ新しい言葉を使っていないなんていうことにしないでもらいたい」とご意見をいただき、なるほどと思いました。全ての世代にとって分かりやすい表現を心がけながら、的確な表現を選んでいきたいと考えています。
さて、「ダイバーシティ」は直訳すると「多様性」、「インクルージョン」は「包括(ほうかつ)」です。すなわち「ダイバーシティandインクルージョン」とは、性別、年齢、障がい、国籍などの属性に加え、生活様式、価値観などをお互いに尊重し、活かしあうことです。本市においては、外国にルーツを持つ方が約8,500人も暮らしており、長い時間をかけて互いを認め合う優しい地域社会をつくってきたと言えます。
全ての方に優しい社会は、あなたにも優しい社会です。これからも多様性を活かしあう地域社会をともにつくっていきましょう。

市長 草地 博昭

       

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