■こねこのチョコレート、いくつ残っているかな?
『こねこのチョコレート』
B・K・ウィルソン/作
小林 いづみ/訳
大社 玲子/絵
こぐま社
ジェニーは4歳の女の子。弟の3歳の誕生日の前日、プレゼントに8個入りのこねこのチョコレートを買いました。ところがその夜、ジェニーはチョコレートが気になって眠れません。とうとう1つ食べてしまいました。なんて、おいしいんでしょう!弟のためにお小遣いをはたいて買ったのに、我慢できず自分に言い訳しながら次々と食べてしまうジェニー。空っぽの箱を見て弟ががっかりした時、思いがけない出来事が待っていました。
子どもたちは、プレゼントを選ぶお姉さんの姿に憧れ、それを食べてしまうジェニーにハラハラしながらも、食べたい気持ちに共感します。また、飼い猫のティブルからの素敵な贈り物や、ふたりで仲良くケーキのろうそくを吹き消す姿に大満足。そして、お母さんの言葉に笑顔になります。この本は6歳くらいから楽しめます。ぜひ家族のみんなで楽しんでください。
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