【~ダイバーシティ・インクルージョンをさらに推進~】
■市内の外国人状況
磐田市の外国人人口は8,348人で市内人口の約5%を占めており、下図からも分かるように多国籍の外国人が市内全域に居住しています。このことからも、市内すべての日本人住民は、多文化共生について当事者意識を持つ必要があります。
[地区別]外国人市民の人口と割合
[国籍別]外国人市民の人口と割合
◆第4次磐田市多文化共生プランの概要
(計画期間令和4年~令和8年)
《基本理念》
国籍・民族・文化の違いを認め合い笑顔であいさつを交わすまち磐田
~外国人の方と道ですれ違うときに、笑顔で挨拶が交わされるまちを目指します~
《基本方針》
(1)多様な文化の違いを認め合える地域づくり
(2)多言語対応と日本語学習機会の充実
(3)安心して暮らせる環境づくり
(4)みんなで築くIWATAの未来
《重点的な取り組み》
□初期日本語教室の充実と、外国人を雇用する企業と連携
□SNSを活用した外国人向け情報発信の充実と多言語化
□「やさしい日本語」の普及による地域や職場におけるコミュニケーションの円滑化
□外国人の高齢化を見据えた施策の検討と年金・福祉・医療制度の周知 など
●磐田市に住む外国人市民の声
・立花・チアゴ・ミツオさん
(ブラジル/在住24年目)
「言葉や文化の違いで生活ルールが間違ってる外国人を見かけても、怒らないで“やさしい日本語”で教えてください。」
・カレンさん
(ブラジル/在住10年目)
「ホームページやFacebookで、動画を使ったポルトガル語の情報をもっと発信してほしいです。」
■男女の固定的役割分担についての意識
男女の固定的役割分担意識といった「固定観念」や「無意識の思い込み」が、個性や能力の発揮を妨げ、ワーク・ライフ・バランスや男女共同参画の推進を妨げる要因になっています。今後、下図の「賛成」「どちらかといえば賛成」と答えた方の意識改革が重要な課題です。
Q.「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という男女の役割を固定的に考えることについて、どのように思いますか?
男女の固定的役割分担について「賛成」が2割「反対」が約6割
性別による大きな差はないが全ての年代で「反対」が5割超
◆第3次磐田市男女共同参画プランの概要
(計画期間令和4年~令和8年)
《基本理念》
毎日を自分らしく いきいきと暮らせるまち 磐田
~性別に関わらず誰もが能力を発揮でき、自分らしく暮らせるまちを推進します~
《基本方針》
(1)[意識]男女共同参画の実現に向けた意識改革
(2)[仕組]安心して暮らせる仕組みづくり
(3)[参画]誰もが活躍できる社会の実現
《重点的な取り組み》
□性の多様性に関する理解促進
□DVの撲滅や各種ハラスメント防止の啓発、相談窓口の周知徹底
□男女の固定的な役割分担意識をなくすための広報や学習機会の提供による意識改革
□家事・育児・介護へ男性参加を促すことによる、女性活躍とワーク・ライフ・バランスの実現
□職場や地域における政策や方針の決定過程に女性参画の推進 など
●あなたが思う男女共同参画とは
・見付地区女性防災委員長
夏目 裕子さん
「安心安全な避難所運営には、女性視点の意見も重要!さらに、外国人など多様な人を受け入れられるよう取り組んでいます。」
・川合 智哉さん(天竜地区在住)
「妻と家事・育児をシェアしています。性別にとらわれず、家族の形に合わせて家事や働き方を選択できると、ワーク・ライフ・バランスが取りやすいですね。」
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問合せ:地域づくり応援課
【電話】0538-37-4870
【FAX】0538-32-2353