■「化学物質過敏症」とは
化学物質過敏症は、わずかな量でも化学物質に対して過敏症状を引き起こすもので、頭痛、めまい、吐き気など、さまざまな症状が現れることが特徴です。
症状を誘発する具体的なものとしては、殺虫剤、塗料、除草剤のほかに、日常的に使用されている洗剤、柔軟剤、消臭剤、芳香剤なども挙げられます。その人によって化学物質に対する適応能力が異なるため、個人差が非常に大きく、誰でも発症する可能性があることが指摘されています。

■予防対策
□使用量を最小限にする
殺虫剤、洗剤、芳香剤などは、必要な分量以上の使用を避けましょう。

□原因がある場所での滞在時間は短く
症状を誘発する可能性のあるものには近づかない、その場から早期に離れるなども有効です。

□十分な換気を行う
1時間に5分程度は換気を行いましょう。窓を閉め切るときは、換気扇や送風機などが有効です。

□健康状態をなるべく良好に保つ
十分な栄養を取り、十分な休息をとりましょう。

▼私たちにできること
○人が集まるところでは、香水などの使用に配慮しましょう。
○農薬などを使用する際は、事前に近隣へ周知し、農薬の飛散防止に努めましょう。

原因が特定されないことなどから、周りから理解されず苦しんでいる方がいます。まずはこの疾患をご理解ください。磐田市ホームページでは、啓発用ポスターを掲載しています。ぜひご活用ください。

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問合せ：健康増進課
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