■磐田市の「文化財保存活用地域計画」が県内で初めて国の認定を受けました
市では、指定文化財だけでなく、磐田市の歴史文化・生活文化を作り上げている全てのものを〝地域の宝〟として保存活用していくために、課題・方針・措置を整理し、「磐田市文化財保存活用地域計画」を作成しました。
○磐田の文化財とその課題市内には、遠江(とおとうみ)国分寺跡や旧見付学校、見付天神裸祭などの国指定文化財が8件、善導寺大クス、府八幡宮楼門(ろうもん)などの県指定文化財が18件、その他市指定文化財が131件など、数多くの文化財があります。
近年、少子高齢化が急速に進み、文化財の保存継承をする担い手が不足していることから、文化財が失われる心配が高まっています。
○地域計画とは
地域計画は、平成31年4月に施行された改正文化財保護法に基づいて、市が目指す目標や中長期的な取り組み内容を明らかにする、文化財の保存・活用に関するアクションプランです。
市では、令和元年度から準備を進め、文化庁・県の指導のもと、作成協議会での協議、文化財保護審議会での審議を経て、今年の3月にパブリックコメントを実施し、7月16日(金)に県内で初めてとなる文化庁の認定を受けました。
○今後の対応
今後、令和11年までの9年間で、この計画に記載した105の事業を実施し、行政だけでなく磐田市総ぐるみで文化財の保存活用を図っていきます。そして、「市民が誇れる自然と歴史・文化のまち」を目指します。
※詳細は本紙15ページをご覧ください
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問合せ:文化財課(埋蔵文化財センター)
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