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SDGsエスディージーズってなんだ?(2)

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静岡県磐田市

■こんなこともSDGs! 磐田で見つけたSDGsの取り組み
~あなたの身近にあるSDGsを見つけて できることから始めてみませんか~

◆古着を回収して難民キャンプの子どもたちに届けます
竜洋中学校では、SDGsの学習の一環で「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」というユニクロ(株式会社ファーストリテイリング)が実施する海外の難民の子どもたちに着なくなった服を届ける取り組みに参加しています。
例年は、小学校や地域の皆さんにも呼び掛けて服を集めていますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、校内でお知らせして生徒が各家庭から服を持ち寄っています。
難民キャンプにいる方々にとって、服は肌を守るためにとても大切なものだとこのプロジェクトで知りました。服の持つ力とエコ活動の大切さを学ぶ貴重な体験ができました。

竜洋中学校
“届けよう、服のチカラ”プロジェクトメンバーの皆さん

◆家庭で余った食料を集めて困っている方に届けます
市と社会福祉協議会では、「認定NPO法人フードバンクふじのくに」が実施している、家庭で余った食料を集めて寄付する活動「フードドライブ」に協力しています。
毎年1月と8月に協力を呼び掛け、今年8月1日から31日までの期間では、合計200kgの食料が集まりました。
食料は、「認定NPO法人フードバンクふじのくに」へ送り、食べるものがなく困っている方に届けられます。
毎回多くの食料を提供いただき、貧困問題への関心の高まりを感じています。
次回は、来年1月4日から31日まで食料の回収を行います。
(詳しくは広報いわた12月号をご覧ください)
誰にでも手軽に始めることができるSDGsの取り組みだと思います。ぜひご協力をお願いします。

・磐田市福祉課 伊藤主査
・磐田市社会福祉協議会 村松 勇吾さん

○食料の受け付けと提供は随時行っています。お気軽に社会福祉協議会(【電話】37-9617)へお問い合わせください

◆誰もが笑顔で家族のように働き続けられる職場を目指します
コーケン工業では、照明のLED化や工場の屋根にソーラーパネルの設置をしているほか、高齢者や障がい者を継続的に雇用していることもSDGsの目標につながっていると思います。
ほかにも、子育て中の社員が子連れ出勤できるように、会議室をキッズルームにして、社員みんなで子どもをみることもしています。
高齢であっても、障がいがあっても、小さな子どもがいても、家族のように楽しく働けたら幸せです。自分の幸せが家族や会社の幸せになり、それが地域や社会の幸せに、そしてその積み重ねが世界の幸せにつながると思います。
夢は0歳から100歳までの人が同じ屋根の下にいて、4世代同居家族のような会社にすることです。

コーケン工業株式会社
代表取締役 社長 飯尾 祐次さん

◆SDGsを学び、家族で実践しています
〈蓮音さん〉夏休みの自由研究でSDGsについて調べました。SDGsの本を読んだり、磐田市クリーンセンターに行ってごみ問題について教えてもらったりしました。
マイクロプラスチックが川から海まで流れてしまうことを知り、僕にもできることを考えて、近所のごみ拾いやペットボトルをなるべく買わないで水筒を使うようにしています。地球のためにみんなにも一緒にやってもらいたいと思いました。

〈孝美さん〉ごみを拾いながらジョギングする「プロギング」に家族で参加しています。
ごみ拾いをプラスに捉えることができ、スッキリした気分を仲間とシェアできるのが良いですね。地域のイベントと同時に行うこともあり、地域や地元企業を応援できることも良いと思います。

見付在住
恩田 蓮音(れんと)さん
恩田 孝美さん

       

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