■日本一やさしさが育つ学校
新時代の学びを象徴する学校として、本市2校目となる一体校「向陽学府小中一体校」が令和8年4月に開校します。「日本一やさしさが育つ学校」をコンセプトに、小中一貫教育のさらなる充実と、地域と共に育む教育を目指した新たな学びの拠点の誕生です。
◆新時代の学校づくり
市は、小中一貫教育、コミュニティ・スクールのさらなる推進、より良い教育環境の充実を図り、未来を拓(ひら)く子どもを育むため、「磐田市新たな学校づくり研究会」を組織し、新時代の学校づくりに向けて研究を行ってきました。「新時代の新たな学校づくり」では戦後に定着した小学校6年・中学校3年の計9年間の義務教育(6・3制)を維持しつつ、新たな学年区分を導入し、小中一貫教育でたくましい人づくりを進めます。また、これまで学校が地域と築いてきた伝統と歴史を土台とし、22世紀を見据えた学校づくりを目指します。
本校は、向陽中学校と新たに開校する向陽小学校の二つの学校が一体となってスタートします。これに伴い、大藤小学校、向笠小学校、岩田小学校は閉校となりますが、それぞれの学校が地域と共に歩んできた歴史や伝統、子どもたちへの思いは、新しい向陽小学校に引き継がれていきます。
◆新たな校章
向陽中学校の生徒の皆さんからデザインを募集し、向陽学府全ての子どもたちの意見をもとに、新しい校章が誕生しました。
中心には、向陽中学校のスクールカラーであるえんじ色を用いた「學」を配置しました。その周りを囲む花びらは、向陽学府のシンボルフラワーであるコスモスです。花びらは9枚で、小学校1年生から中学校3年生までの9年間を表し、一人一人がつながっている様子を表現しています。
さらに、花びらを囲む金色の「向陽」の文字は、昭和23年の向陽中学校開校時に地域公募で選ばれ、長く親しまれてきた校章の一部です。小学校3校と中学校1校が歩んできた歴史を大切にし、新しい学校として歩み始める願いが込められています。
所在地:〒438-0013 磐田市向笠竹之内1162-2(現向陽中学校敷地内)
■向陽学府小中一体校の開校に寄せて
◆児童代表 岩田小学校 堀内美遥(ほりうちみはる)さん
◇出会いが広がる学舎
これまで違う小学校で過ごしてきた人たちと出会い、仲間が増えていくことがとても楽しみです。また、小学生と中学生が同じ校舎で生活することで、学校、学年を超えた交流がこの新しい校舎の中で生まれ、たくさんのことを学ぶことができると思います。
学校生活や小中学校合同の行事を通して、今まで以上に一体感のある学校になるだろうと感じています。
この新しい向陽学府小中一体校で、たくさんの思い出を作りながら、私も少しずつ成長していきたいです。
◆生徒代表 向陽中学校 片岡真琉子(かたおかまるこ)さん
◇新校舎とともに始まる新しい一歩
出来上がった新校舎を見て、ここで学習できるのだと思うと、わくわくする気持ちでいっぱいです。1階には広い図書館があり、とても開放感があります。トイレは丸みのあるすてきなデザインで、今までのものとは全く違っています。一番上の階はとても見晴らしがよく、海が見えて感動しました。2、3階の教室の外にはベランダがあり、ここで友達と話してみたいと思いました。
いよいよ新しい生活がスタートします。私たちは上級生としての誇りをもって、これからも文武両道でがんばっていきます。
◆開校準備委員会 委員長 三浦靖男(みうらやすお)さん
◇共に歩む、新たな歴史のはじまり
大藤、向笠、岩田の子どもたちが9年間の学びを共にする新たな歴史が始まります。
令和元年5月、大藤、向笠、岩田3地区の地域づくり協議会長が連名で市に要望書を提出し、開校へのプロジェクトが動き出しました。市当局および市議会、市民の皆さんのご理解とご支援に感謝申し上げます。
開校準備委員会では、学校完成までに決定しなければならない多くの課題などを協議してきました。校名・校章・校歌、登下校時の安全対策、スクールバス運行といった重要事項は、相当な時間をかけて委員からさまざまなご意見を頂きながら、慎重に審議してきました。
最新の教育環境の下で質の高い教育をしていただくことが期待の第一ですが、地域に開かれ、地域の自慢となって、向陽学府の魅力向上につながればと願っています。
■感謝の会
向陽中学校の生徒の発案により、建設工事に携わった皆さんに感謝の意を表したいとの思いから、感謝の会が開かれました。全校生徒約240名の手紙を向陽中学校生徒会が手渡しました。

